法定研修とは、介護事業所の運営基準に従い、各介護サービス種別ごとに定められた研修を指しており、介護事業者は、この研修を従業員に受講させる義務があります。
法定研修は、介護人材の育成やサービス品質の向上を目的とするものです。さらに、介護事業所が法令に従い、安全・安心なサービスを提供するための基盤となるものです。
介護サービスの情報公表制度 を通じて、法定研修の実施状況は公開されます。これにより、利用者やその家族が、事業所のサービス品質や人材育成に対する取り組みを知ることができます。
認知症・認知症ケアに関する研修
認知症の利用者に対応するための基礎知識や対応方法について学びます。
2024年からは、介護保険施設や介護事業所に従事する介護職員等に「認知症介護基礎研修」の受講が義務付けられました(ただし、医療、介護の保有資格により研修の義務が免除されます)。この研修は、認知症介護に携わる上で認知症の当事者や家族の視点を理解し、本人主体の介護の実践力やチームアプローチにより基本的なサービス提供ができるようにすることを目指すとされています。
公開日:2023/06/06
視聴時間:6分48秒
出典:【福祉の学び舎チャンネル】
公開日:2022/03/05
視聴時間:8分46秒
出典:【福祉の学び舎チャンネル】