kalepitomu
個人的な楽しみという目的(?)で、
発音に関してはとても規則的な、
日本語に基づく、kalepitomuという人工言語ができました。
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Kalepitomuについて
Kalepitomu(カレピートム)とは、
発音上k, p, tの系統を意識して作られた人工言語であり、
その作成目的は個人的な楽しみのためである。
また、語彙は完全に日本語に依存するため
アポステリオリな人工言語といえる。
子音について①
単一子音群
無声破裂音
K, P, T
有声破裂音
G, B, D
複合子音群
無声音
KL/KX, PL/PX, TL/TX
有声音
GL/GX, BL/BX, DL/DX
無声摩擦音
L/H, FL/F, SL/S
鼻音
Q/R/H, M/R/F, N/R/S
子音について②
語頭の初声には
「単一子音群全て」と「鼻音以外の複合子音群(スラッシュ左側)」を用いることができるが、
GLだけ例外とする。また、無し、でも良い。
※計15通り
語中・語末の初声にも
「単一子音群全て」と「鼻音以外の複合子音群」を用いることができる。
GLは例外である。
語頭の初声同様、子音の有無を問わないが有りの時、
複合子音群に関して以下の使い分けをする。
『直前の終声と異系統である』または『直前に終声がない』場合: スラッシュ左側
『直前の終声と同系統である』場合: スラッシュ右側
※計15通り
終声には、
複合子音群の鼻音を用いる。有無は問わない。
有りの時は、
次に来る音節の状態によって以下の使い分けをする。
『初声が自身と異系統である』場合: スラッシュ左側
『初声が自身と同系統である』場合: スラッシュ真ん中
『初声が無い』場合: スラッシュ右側
無しの時は、
次に来る音節の状態によって以下のようにする。
『初声が有る』場合: そのまま無し
『初声が無い』場合: 代わりに"GL"で隔てる。
※計4通り
母音について
以下のどれかで中声を成す。
第一母音群
(無 / i / u) × (a / e / o) × (無 / i / u)
(無 / i / u) × (aa / ee / oo)
第二母音群
( i / u ) ×(無 / i / u)
※計42通り
子音と日本語の関係①
ア行(清音)→無し ※ i,uから始まらないこと
ヴァ行(濁音)→BL
カ行(清音)→K
ガ行(濁音)→G
サ行(清音)→TL
ザ行(濁音)→DL
タ行(清音)→T
ダ行(濁音)→D
ナ行(清音)→SL
ハ行(清音)→KL
ファ行(清音)→PL
バ行(濁音)→B
パ行(半濁音)→P
マ行(清音)→FL
ヤ行(清音)→無し ※ i から始めて、その i は y に置き換えること
ラ行(清音)→L
ワ行(清音)→無し ※ u から始めて、その u は w に置き換えること
子音と日本語の関係②
終声無しで初声も無い場合の"GL"の使用は
その初声無しの音節が助詞である時のみ、
許されるものとする。
子音と日本語の関係③
「ッ」の表現について
単一子音群はただ重ねることで示す。
複合子音群の摩擦音はスラッシュ右側を
かさねる。
(HH, FF, SS)、
複合子音群の無声音及び有声音はLの位置を前後逆にする。
(LK, LP, LT, LG, LB, LD)
子音と日本語の関係④
「ン」の、Q, M, Nの使い分けは、
その次に来る音節の
子音の種類(清音/濁音/半濁音)と
母音の種類によって決定する。
Q
清音+第一母音群
濁音+第二母音群
M
濁音+第一母音群
半濁音+第二母音群
N
清音+第二母音群
半濁音+第一母音群
文末