標準ミュソン暦

これはグレゴリオ暦(いわゆる西暦)を参考に自分で作った暦である。

そもそも暦というのは月の公転周期や地球の公転周期に合わせるものであり、この暦は地球の公転周期のみを考慮した。

1~数年間の平均した地球の公転周期のことを「平均太陽年」と呼ぶが、これは毎年短くなっている。

今日、世界で広く使われているグレゴリオ暦は400年周期であり、400年分の日数(14万6097日)を400で割ると1暦年として、365.2425日が算出される。

現在の平均太陽年は約365.24219日であるため、今のグレゴリオ暦のままであれば将来的に季節とズレが生じるのはお分かりだろう。

そこで、グレゴリオ暦の1暦年(365.2425日)より短くなる暦を作ったわけである。

以下は自作の暦の詳細情報である。

    • 暦の種類

        • 太陽暦

            • 太陽の運行のみを考慮したもの

    • 周期

        • 500年 = (正確に)18万2621日

    • 1暦年

        • 365.242日(=182621÷500)

            • これはグレゴリオ暦5096年1月1日頃の平均太陽年を基礎としている。

    • 開始日

        • グレゴリオ暦2001年1月1日

            • 開始日を2001年とした理由は2000年が、

                • グレゴリオ暦上の周期末=400で割り切れる年、

                • かつ、先発標準ミュソン暦(これ以前にも標準ミュソン暦が適用されていたと仮定したもの)上の周期末=500で割り切れる年、

            • であったため

    • 1年あたりの日数

        • 平年=365日(379年)

        • 閏年=366日(500÷4-4=121年)

            • 4で割り切れるならば閏年

            • ただし、100で割り切れるならば平年

            • ただし、500で割り切れるならば閏年

    • ひと月あたりの日数

        • ユリウス暦やグレゴリオ暦のものを継承している

            • 1月 =31日

            • 2月 =28日(閏年は29日)

            • 3月 =31日

            • 4月 =30日

            • 5月 =31日

            • 6月 =30日

            • 7月 =31日

            • 8月 =31日

            • 9月 =30日

            • 10月=31日

            • 11月=30日

            • 12月=31日

    • 補足

        • グレゴリオ暦上の年数は継承する。

        • グレゴリオ暦と標準ミュソン暦上の日付は2000年間に1日ずつズレていく。

            • 具体的には閏年の数が関係する。

                • グレゴリオ暦では

                  • 97回(400年分)×5=485回

                • 標準ミュソン暦では

                  • 121回(500年分)×4=484回

        • 1週間という単位は宗教的なもので7日から成るが、グレゴリオ暦では1周期分の日数も7で割り切れる。この点は標準ミュソン暦上では実現していないので欠点である。

※添付ファイルは2001年以降の標準ミュソン暦上の日付を、グレゴリオ暦の日付から求めるプログラムである。