AIU-RĀUMASI

"AIU-RĀUMASI"(エーアイユーローマ字)とは以下を土台にして成立したローマ字の一種である。

• • 母音はa, i, uを使い、e, oは不使用。

  • aiとauでエ段とオ段を表す。

  • ā, āi, āuでア段とエ段、オ段の長音を表す。

  • ji、vuでイ段とウ段の長音を表す。

  • 母音間のsはzとして扱う。

母音

• 短音

  • a = ア段

  • ai = エ段

  • au = オ段

  • i = イ段 ※1

  • u = ウ段 ※1

  • ü = ウ段 ※2

• 長音

  • ā = ア段

  • āi = エ段

  • āu = オ段

  • ji = イ段

  • vu = ウ段

  • vü = ウ段 ※2

※1

ア行としては扱わない。ヤ行とワ行に組み込む。

※2

tまたはdに後続し、それぞれtol/toxまたはdol/doxを表す。

子音

• k = カ行

• g = ガ行

• s = サ行/ザ行 ※1

• ç = サ行 ※2

• z = ザ行

• t = タ行

• d = ダ行

• n = ナ行/撥音 ※3

• h = ハ行

• b = バ行

• p = パ行

• m = マ行/撥音 ※4

• y = ヤ行 ※5

• j = ヤ行 ※6

• r = ラ行

• w = ワ行 ※7

• v = ワ行 ※8

※1

語頭と撥音直後でサ行、母音間でザ行となる。

※2

母音間でサ行になる。

※3

bとp以外の直前で撥音になる。

※4

bとpの直前で撥音になる。

※5

拗音では用いない。

語末のaiまたはāiをayまたはāyとして綴るのに使う。

※6

拗音になる。

※7

語末のauまたはāuをawまたはāwとして綴るのに使う。

また子音字"v"の用法(下記参照)で、vuが後続する際使う。

※8

基本的に以下の組合せで使用できる。その他の場合は「子音+ul/ux」となる。

• • kv = qu

  • tv = th

  • dv = dh

  • hv = f