当研究室では、細胞内情報伝達系の活性調節で重要な役割を果たすグリコーゲン合成酵素キナーゼ-3(GSK-3)をターゲットとした新薬の開発およびカテコールアミン、特にノルアドレナリントランスポーターの機能調節機序の解析を行っています。また、新しい研究テーマとしてレニン・アンギオテンシン系の亢進に伴う血行性癌転移の増悪機序の解明や、間葉系幹細胞を用いた細胞移植療法の開発に関する研究について取り組んでいます。
研究テーマ
“筋線維芽細胞への転換を抑制する”という新しいコンセプトに基づく“線維化抑制薬”の開発に向けた基盤研究
細胞性粘菌由来分化誘導因子に関する研究
心臓リモデリングの病態と治療に関する研究
レニン・アンギオテンシン系と癌転移の関連性に関する研究
間葉系幹細胞を用いた細胞移植療法の開発に関する研究
セレコキシブの抗腫瘍効果に関する臨床研究