2022年9月例会

2022918日 ヌビナイ川例会報告
(報告:佐藤佳裕さん)

 台風の影響か前日に続き曇り模様の空ですがこの時期の十勝大樹町には珍しく気温は高く朝晩半袖のTシャツで過ごせる程暖かいです。さて本日は我がクラブに君臨する女帝の呪い・祈りが更に効いたようで、前日よりも更に3CM程度水位が下がってます(泣)

ヌビナイ川の水は相変わらず綺麗に澄んでおりました。


正直こんなに少ない水量で下れるのか?私は疑心暗鬼でしたが参加者の皆さんは元気一杯で川に漕ぎだして行きました。

下流の流れを良く観察していると水深の有る川筋が何本か見えてきます、そこを働きアリ隊列の様に一列になり下って行きます、後ろから見ていると素晴らしい統率がとれた規律ある行動の川下りに見えるでしょうね、途中出会った釣り人達はきっとそう思っていると思います。

山々は木々の葉がほんのりと色づき始めてます、秋が直ぐ近くまで来ている気配が感じられます、途中カラフトマスが何匹か確認する事が出来ましたが例年に比べると少ないです

下流へ行くにしたがい暫く増水していないので石にコケが付いていてました、増水すると川の石が動き擦れて綺麗にコケが取れて行きます、本来のヌビナイ川の形相では無いのが少し残念です

浅瀬の岩よけは高齢者パドラーの私の体力を消耗し大変です。流れが緩やかなので初心者の方々にはコース取り、エディキャッチ、ストリームイン&アウト、フェリーグライド等良い練習になると思いますが流れが無い為ひたすらフォワードストロークしなければ前に進みませんので今回はフォワードストローク良い練習が沢山出来たと思います、沈するメンバーも通常よりかなり少ないようでした。


こんなに渇水していても私はポテージしたのは2回だけ、ログの為にポテージ1回の計3回でした、長年ヌビナイ川を下りって来ましたがこんな大渇水でも意外と下れるのが分かったのは良い経験になりました。

三回の休憩を取りひたすら漕ぎ続けカヤックのボトムとパドルを石で削りながらヘロヘロに成りやっとゴールに到着した時は、あ~もう漕がなくて良いんだ! あ~本当にプレイボートカヤックボトム割れなくてよかった、パックラフトに穴開かなくて良かったです! お疲れ様でした。