静水でのロールは，何度か決めていましたが，流水では，舟のセッティングがまだまだの模様．CC１に膝を立ててOC１スタイルで乗るので，やることが多いですね．膝を立てると重心が上がるのでCC1では舟幅が狭い気がするのですが，このスタイルは我がクラブには何人かいます．もちろんシングルパドルで漕ぐ．

引き続き，とろとろと流れていると，今度は，S君が脱沈して泳いでいます．若い彼には，今後に期待．回送もしてもらいましたね．

その後も，2人だけは，「なんでここで脱沈」を２，３度見せて，川はパチンコ岩を過ぎていき，二股の瀬．今日は水量も少ないので，波は立っているものの流れは素直．「なんでここで脱沈」の2人は，なぜかここは見事にクリア．レスキュー待機メンバーには不満が残る結末．

お昼は，適当な岩に乗っかって食べましたが，よくみると自分の周りは60代が2人，70代が2人．全員，自分よりも元気で健康．参った．

山も水も綺麗だし，いい日だったなぁとゴールすると，なんとE藤氏からプリンの差し入れ，そして，それは，ななんと本人の手作り!，それがまた，とろーりとして甘かったこと．やはり今日はいい日でした．

宿泊は，京極スリーユウパークキャンプ場，夕方から予報通り天気が崩れて，キャンプ場はガラガラ．我々はテニスコートのフェンスを風よけに，いつものタープを設置．会長のところだけ，クロスがかかったテーブルやら，木製の皿やら，職場の美人ちゃんやらがいて華やか．

4時くらいから，イスしか持ってきていないO氏が腹減ったと騒ぎだし，なんとなく調理がスタート．核心部にあるのは，会長が持ってきた，２つの発泡スチロール箱

に詰まった「釧路直送の牡蠣１００個」．これが素晴らしかった．どの子も，はずれ無しの上物で，見た目どおりの実が入っていて，しかも新鮮．I山氏のデカ鍋による蒸し牡蠣，七輪での焼き牡蠣．皆でパクパク幸せでした．

そうこうしている内に，夜から参加のSシェフ参上．お腹を空かせてきたのか，座るなり上手にガードの堅い子にカキ用ナイフの先っちょを差し込んで空ける・食べるの繰り返し．ひとつ頂いたら，確かに生牡蠣も最高．

会長，これは毎年やりましょう．

その後，シェフのお腹が落ち着いた頃，牡蠣フライのリクエストをすると，剥いてくれればというので，I山氏，I倉氏と3人かがりで，牡蠣向きに挑戦．しかし，これが以外と難しいんです．最初の1個は，ナイフを差し込んで，中身を破壊．焼き牡蠣と違って，貝の上下に実が張り付いています．実を壊さない様に空けると，今度は貝殻が崩れる．それでわかりました，ナイフを入れたら，かき回さずに，優しく上側のスポットか下側のスポットに入れる．結局，無残な牡蠣も含めてSシェフがフライにしてくれて，これも最高．素材良し，腕良しで，皆，夜からでも来て良かったと思ったはず．

夜も更け，酒が回ってくると，おやじギャグ連発に，いつもの（たぶん）下ネタ談義．今回は，牡蠣でテストステロンが増加したのか，匿名中年氏のじれったい恋に対するアラセブン達の指導がきつかったこと，面白かったこと．それから，美人ちゃんがお風呂に行くなり始まった，妄想無限トーク．久しぶりにたくさん笑いましたね．

スタート地点では，再度，5mm/h くらいの雨が降っていて，水も濁ってもいて，その場にいなければ，やめたいような川だったけれども，始めて見ると，雨も小降りになって，漕ぎ進んで行って振り向くと，皆，笑顔．好きなんだよね川下りが．結局，雨はやんで，いつも通りの楽しいダウンリバーです．

すこし増水しているし，遊ぶところも昨日より増えて，波と流れと戯れて．やっぱりスタートして良かった．本日，初カヤックのS嬢は，緊張していた様子ですが，特に波やら瀬に恐怖感は無いらしい．自分の事で手一杯のはずのN島コーチの指導もあり，ラフトコースを難なく下り切りました．

楽しんでもらえたでしょうか．次は忠別川ですね．

個人的には，最後にトラブル発生．ゴール付近で気付いたのですが，時計が無い．スタート地点で，ドライを着るときに外して，車のバンパーに乗っけたのを覚えているので，その周辺に落ちているはず．Gショック落としてショックビッグなどというおやじギャグも笑えず，急いで戻ると，やった，誰かが拾っていたらしい．その人を探していると，見つかりました．時計を手にしたときは，拾ってくれたハイエース・H間氏のスキンヘッドに，後光が差して見えましたよ．

なんだかひどく幸せな気持ちで本日も終了．N島先輩のCC1挑戦，釧路直送の牡蠣とSシェフ，美人ちゃんの登場に，S嬢のカヤックデビューと，楽しい遠足，今回も無事に終了しました．