2019年10月12日【土曜日】晴れ/渇水/参加25名

沙流川例会


2019年10月13日【日曜日】占冠330.40 /参加12名

赤岩青厳峡

沙流川例会報告

こんにちは! 8月のシーソラから参加させていただいています。SUPニシモトです。

なんでSUPなの? なんで川なの? 皆さんに尋ねられますが…、なぜか昔から川が好きです。川旅に憧れてました。大学~社会人と山登りをしていた時も沢が好きで好きで…。

しばらく山からも遠ざかっていましたが、一昨年SUPと出会い、昨秋千歳川を知り、今春リバーSUP用のフネを手に入れました。ようやくウェルダネスさんでダウンリバー出来るようになり、嬉しいです。

ですが、SUPはStand Up Paddleboardの略なので、ほとんど座っているワタシはOC1だと思います(^^)

10月の沙流川は総勢25名でスタート。一列に川を下っていく光景は壮観です。

今回の大注目はヨッシーさんの娘さんのカヤックデビュー!可愛い小学生カヤッカーにおじさん達はメロメロ。川は渇水で浅い瀬もありましたが、中学生のお兄ちゃん共々、なんなく下っていました。私はというと、最後尾でこっそり転がり落ちしてました。このOC1、なぜか船尾にひっかかるものがついてるんですよねー

曇り空なのが残念でしたが、次々と現われる淵では岩の佇まいと紅葉が美しく、小滝や色づいた木々を眺めながらまったりと下りました。


そして登場!「三岡の落ち込み」です。

入念なスカウティングの後に、皆さん続々とトライ。

もちろんクリアする方もいるのですが、それ以上に衝撃的な光景が!

カヤックが右岸の岩に乗り上るわ、一回まわって“お手”するわ・・E田さんのフネは空に向けて飛び立ちました・・・。


「あー、空だーって思ったよー」本人談。

皆さんが沈んでいるのに、SUPが行かないわけにはいきません(泣)

落ち込みの途中には流木らしきものが挟まっていて、それにリーシュがひっかからないよう、とにかく落ち口までは落ちずに頑張る、が私の課題です。そしてクイックリリースベルトをしっかり確認・・・いざ!!!


「◎×●~」何かを叫びながら落ちましたね。右岸の岩が怖いので左よりに落ち口まで行けたのは覚えています。ちょっといつもとは違う衝撃の後に水没しました。その原因は夜の上映会で判明。左側に落ちたところにも岩があったようです。それほどダメージは受けませんでしたが、映像はとても痛そうでした。


落ちる瞬間にSUPの上にしがみつけるか?と落ち込みを睨みながら昼食を食べました。

これを読んでいる方へ。川にもよるのでしょうが、SUPでの上流~中流ダウンリバーは、打ち身とは常にお友達です。あまりおススメはしません。でも、ダウンリバーは最高に楽しいです!!

こんな私ですが、皆さんこれからもどうぞよろしくお願いイタします。

赤岩青厳峡

二泊三日、ダウンリバー・感涙のラグビー応援・みんなで楽しいお買物、と充実の10月例会でしたね。

10月13日の日曜日に行われたカヌークラブの例会2日目の模様を報告します。

時刻は9時半、占冠道の駅です。今ここには10月例会2日目に参加しようという人たちが集まっているところです。しかし、風が冷たく、本当に川に行くのかという表情が出ています。温泉に逃げようという心が透けていますね。責任者は誰でしょうか、決められない男のようです。

ここでイシレリさん(仮名)が登場し、10時まで保留としました。すばらしい決断。時間をおいて浮足立ったメンバーの心を静めました。その間に数名が青巖峡に偵察。前日の沙流川の水量が少なかったのと、夜は台風がそれて雨はさほど降ってはいない中、鵡川の水量がどうなのか。

偵察部隊がもどってきました。風はないという宣言。ニニウから福山までの鵡川例会は多数決により赤岩青巖峡の後半部分にコース変更になったようです。日出美さん(仮名)によれば、所要時間は45分とのこと。 車を移動して青巖峡スタート地点。時刻は11時。風はないといっていましたが、そんなことはありませんでした。けっこう吹いています。おまけに水量もたっぷりで力強い流れが見えております。

一人一人フネをおろし、スタート地点にたちました。あ、すごい風が吹きました。おっとイシレリさん(仮名)が押し出されました。スタート地点には大きな岩があって先がどうなっているか見えません。覚悟を決めて皆次々と漕ぎ出していきます。沈あり、ロールあり、流されるのあり。そんなこんなでスタート地点で所要時間45分はあっという間に経過しています。

スタート地点のトラブルから落ち着いたところで、最初のハイライト大岩からの落ち込みです。日出美さん(仮名)、石川さん(仮名)クリア。内畑さん(仮名)もクリアしたが、そのあとに沈。どんどん流れます。続いてイシレリさん(仮名)も沈。流される流される。

これを見た他の者たちは本音は恐れをなしたのですが、これ以上犠牲者を出してはいかんと一見正しい判断のように見せかけポーテージしています。

川から車道が近いところにきました。ここで数名のリタイヤ。実は車のカギをなくした本田さん(仮名)は川下りどころではなかったというのが本当のところのようです。

すでに12時をまわりました。

2つめのハイライトも素直に下れるけどここも大きな力がかかります。

3つめのハイライトは途中に大きなウエーブが。下見と実際にフネからでは大きな違い。もまれながらも下っていきました。

そのあとも右に左に波に振られます。ゴールも近くなって大島さん(仮名)もようやくお約束の「うひょー」の声。黄色カッパ西田さん(仮名)は渓谷の紅葉に映えた立ち姿があえなく後ろ向きに。

なんと終わってみれば14時ごろか。なんだ普通の例会と時間が変わらないじゃん。ですが鵡川の力強い流れを堪能したのでした。