ワールドカフェ
カフェでの楽しくリラックスした会話をイメージした対話の場
参加者全員の会話の中から自然な形で創造性の高いアイデアや知識
全員が合意できる方向性が導かれていきます
ワールドカフェが効果を発揮するテーマ・事例
・組織を超えた共通テーマについて全体の方向性を導きたい
・講演会や研究会などの場でテーマの探求を全員で行いたい
・戦略やビジョンの意味を共有し現場の活動に展開したい
・地域の活性化や街づくりなどで関係者の意見をまとめたい
・プロジェクトの立ち上げで全員の想いからビジョンを作りたい
ワールドカフェの具体的な進め方(事例)
オープニングガイダンス(10分〜20分)
場の位置づけやワールドカフェで対話を進める上でのエチケット、進行についてのガイダンスを行う。
また、全体で話し合うテーマ、問いについて説明する。
第一ラウンド(20分〜30分)
4人〜5人のテーブルにわかれて問いについて自由に話し合う
テーブルに模造紙とカラーペンを用意しておき、参会者は
気づいたことや新しい発見を落書きする
第二ラウンド(20分〜30分)
各テーブルに1名だけを残して、別テーブルにそれぞれ分散、
移動して新しいメンバーでチームをつくる。
簡単に自己紹介を終えた後に、それぞれのテーブルでどんな
話があったのかを紹介しあう。
それらを材料にさらに探求をすすめる
第三ラウンド(20分〜30分)
再び第一ラウンドのテーブルに参加者が戻り
第二ラウンドで得た発見や学びを持ち帰り共有をする。
それらを材料にさらに探求をすすめる
全体セッション(20分〜30分)
カフェホスト(司会)がファシリテータとなって
全体の学びを共有したり、探求したりする
※この全体セッションについては扱うテーマやその後の展開などを
考慮して実施しない場合もある
クロージング(10分)
今日の場について互いに感謝するとともに
今後の予定などがあればここで説明を行う
ワールドカフェを効果的なものとするための重要ポイント
創造的な会話を引き起こす魅力的な問いを発見する
ワールドカフェにおいて、この魅力的な問いを発見することが大変重要です。ワールドカフェはファシリテータの途中介入がないため話し合いの方向性がこの問いだけで決まってしまいます。この問いが参加者に与えるインパクトやそこから派生する会話の質感について十分考慮しておくことが必要です。
参加者を最大限のもてなしで迎える
ワールドカフェでは、参加者がリラックスした雰囲気の中で、創造性の高い会話をすることに重点が置かれています。このリラックスした雰囲気を作るには、準備をする人の参加者への十分で細部に至る配慮が求められます。参加者に楽しく、気持ちよい時間を過ごしてほしいといった想いを、招待状や当日会場の準備などに反映させていきます。「こんなことくらい」と思える準備段階でのちょっとした違いが大きな違いを生み出します。
コントロールしようとする気持ちを捨て見守る
ワールドカフェでは、時折、企画者側の想定とは違う方向に会話が進展してしまうこともあります。あるいは、特定のテーブルがなかなか話が盛り上がらないなどのケースもあります。こうした場合にも無理に方向づけをしたり、盛り上げたりすることはせず、信じて見守るという姿勢を持つことが重要になります。話しあいに介入する場合にも十分に配慮した関わりが必要となります。
相談・問い合わせ
今後、ワールドカフェの実施をサポートしてほしいなどのご相談がありましたら、下記まで連絡をください。
dream@saturn.dti.ne.jp