帳票型データベース(DRS)

  日常業務の中で各種帳票を作成しテキストデータを入れ込んだり、表計算シートを利用したりします。帳票のレイアウトを意識せずに必要なタイトル項目を設定し、その項目を利用し帳票の枠を完成させ、最終的に帳票の各行(複数行含む)にカード型データベースの要領でデータを入れ込んでいくシステムです。枠はいわゆる帳票型、枠の中身のテキストや日付や数字がデータベース化されています。

  このシステムを利用し項目設定、選択を行い、全てのデータを入れ込めば自由にその内容に合わせて帳票可能となります。ページの設定やワードやエクセルのように内容の順番の入れ替えなどでの罫線の結合等の煩わしい作業を必要とせずに、表の中のデータを自由にソートが可能となるシステムです。

今回のシステムの提案を思い立ったのは現在、監査で必要なチェックリストを準備していて、各項目の順番の入れ替えなど意外と手間がかかり、テキスト量に応じて枠が広がり次ページにまたがったりと、意外と細かな調整を必要としていたので、何か簡便な方法で入れ替えや必要なデータの取り出しなど出来ないだろうかと、考えたのが切っ掛けです。

  今回のシステムは項目を設定、選択、分類することで枠の形が自由に形成され、その中にデータベースとして各種データを入れ込み、順番の入れ替えやその他の検索等に活用可能としています。

もちろん計算式の挿入もあらかじめ規定してその項目を利用すればそこそこの表計算としても帳票としても利用可を目指したものです。 以下の動画で一例の帳表を説明しています。色々な帳表スタイルで活用が可能となっています。

ご興味を持って頂ければ幸いです。