おくすりおっくんDBシステム開発経緯

グループウェアー(AIMCOM社)なるものを利用しはじめていた時、このアプリケーションを利用して戸薬の備蓄・不動在庫情報のWeb上での検索・閲覧ができないものだろうか?と考えたのがDB構築のきっかけとなりました。

AIMCOMはSHOHO用の独自Serverを作っている会社で主にOSとしてはLinux系を採用しています。この会社のInetITBaseServerという小型のserverを薬局でもファイル・Webサーバーとして利用していました。

メールで「貴社のグループウェアーはとても便利で、医薬品情報のDBの構築に応用できないでしょうか?、、、、」と投げかけたところ、ちょうどタイミング良く、新規InetBaseというserverの発売を数ヶ月前にし、新しいアプリケーションソフトを各種手がけられていた時期だったようです。当方のイメージするDBの概要をお送りしたのが連休明けでした。PostgreSQLとPHPを連携したDBの構築です。

あれから2ヶ月以上が経ちました。6月28日にWeb上でDBの確認ができるようになり、その後はデバッグといって修正作業に入りました。16000件近くのマスターデータも実装させ、実際に問題なく動作するかのテストが延々と続きました。何度も何度も修正を重ねようやく皆様に紹介できるところまでにいたりました。

当初、見積もり開発費?と内心金額のことが気になっていましたが、竹原さんの方で新規Serverを入れ替えされるのであれば、「開発費は無料でいいですよ」と、嬉しいお言葉を頂戴したしだいです。とりあえず、地区の薬剤師会で利用していただいて、検証し、今後は薬剤師会で導入するかどうか検討していただこうと考えました。

さて皆様の感想はどうでしょうか?

実はこのDBシステムの名前は「おくすりおっくんDBシステム」と命名しています。このシステムには備蓄・不動情報の検索だけでなくグループウェアーとしての機能も持ち合わせています。薬品問屋の協力を得て、特に後発品の問屋における備蓄情報を掲載できれば、他地区に持ち合わせないシステムとなると確信しています。後は会員の多くの方に利用していただき改善していけばもっと使い易いものとなるでしょう。

     その後、不動在庫を中心としたシステムから携帯版へと追加改良を重ねて更に便利になりました。動画説明が携帯版を省略してますが、途中までと言うことでご理解をお願いいたします。

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