システム構築の経験を通して

    2003年だったと思います。パソコン雑誌でデータベースを搭載したアプライアンスサーバの記事が目がとまり早速、記事を掲載したAIMCOM社に連絡を取りました。北九州市での商品展示会があるので、良ければ覗かれませんか?というこの一言が全ての始まりでした。

     個人的にはデータベースに関してはその当時ファイルメーカープロのバージョン3.0を少しだけ利用した経験がありましたが、本格的なデータベースの運用ならびに応用は初めての事でした。

   展示会ではAIMCOM社が開発して確かInetBaseITserverというサーバーの紹介だったかと覚えています。

  このサーバー単独ではグループウェアーが利用できホームページの掲載が比較的簡単にアップロード可能でパスワード設定も出来る商品でOSとして採用されているLinuxのプログラム内容も専門的な知識があれば変更することも出来る比較的手頃な価格のものでした。

    その後AIMCOM社 代表者の伊東様にデータベース構築の相談メールを送りました。

    伊東様より新たに開発するアプライアンスサーバーを購入していただけるのあれば今回のデータベース開発費用は無償で提供いたしましょう、という快諾を受けまして、今回紹介する「おくすりおっくんDBシステム」が3ヶ月後に完成することが出来ました。

    地区薬剤師会でもこの間、備蓄リストの作成や備蓄情報の掲載、不動在庫情報の掲載などに利用されています。

     薬価改定や医薬品の新規掲載、製造中止など何かと更新作業の煩雑さはどうしようもありませんが、マスター更新さえきちっと出来れば非常に使い勝手がよいものであります。

     いくつかの改良や携帯版での不動在庫交換情報のやりとりなどの機能が追加され、PCだけでなく携帯での不動在庫在庫情報の閲覧、譲渡申し込みが瞬時に行え相手先にメールで着信することが可能であります。

薬剤師会の行事日程表と合わせて保険薬局地図も簡単に作成が可能と連動しています。

     薬剤会を中心に各会員薬局が連携されるそういうシステムであります。

 順に各種機能をスライドや写真を利用してご案内いたします。

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