歌舞伎の義太夫三味線奏者、
野澤松也さんが目の前に
歌舞伎や浄瑠璃など古典芸能は敷居が高い……そう思っておられませんか。
いやいや、どちらも元々は庶民の芸能。
題材には身近な街や施設、事件が取りあげられ、
どこかで聴いたことのあるセリフや音楽も多いものです。
歌舞伎の舞台で、義太夫三味線方を務められているのが野澤松也(のざわまつや)さん。
重要無形文化財指定保持者でもあります。
舞台では太夫(たゆう)さんと二人一組で座り、三味線を弾いておられます。
義太夫三味線は「太棹」(ふとざお)と呼ばれ、
太く、低く、強い音量でストーリーを奏でていきます。
松也さんは2004年に「創作浄瑠璃の会」を設立され、舞台を務める傍ら、
昔話や民話、土地に伝わる話を浄瑠璃風に書き下して作曲し、
弾き語る活動もしていらっしゃいます。
その創作ライブは大変魅力的で、評判を呼んでいます。
5月からの松竹座出演のため、4月後半から大阪入りされる松也さんに、
一般の人向けに義太夫三味線のワークショップを開いていただけないかとお願いしたら、
「多くの人に歌舞伎や義太夫節を知ってほしいから!」と快諾していただけました。
熱い気持ちの持ち主なのです。
目の前で義太夫三味線のドーン、ズーンという音が響いてきます。
歌舞伎や義太夫節なんて知らない……とおっしゃる方もご安心ください。
松也さんは初心者や子ども向けのワークショップをよく開いておられ、
やさしい語り口に定評があります。
「浄瑠璃と常磐津ってどう違うの?」とか
「太棹(義太夫三味線)と細棹(長唄三味線)ってどう音色が違うの?」なんていう
「初心者の質問」にも丁寧に答えてくだり、実物を弾かせていただけることも。
松也さんが創作された浄瑠璃には「笠地蔵」「泣いた赤鬼」など、
子どものころから慣れ親しんだお話も多く、気楽に楽しめます。
どうぞお気軽に、ご参加下さい。
お問い合わせ・お申し込み先
【株式会社 創元社 和文化セミナー係】
〒541-0047 大阪市中央区淡路町4丁目3-6
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FAX:06-6233-3112
※お問い合わせ・お申し込みの際には、「セミナー名、お名前、ご住所、ご連絡先」を必ずお知らせ下さい。
開催の詳細
日時:2012年4月26日(木)18:30~20:30 (開場18:00)
★終了しました★
費用:2500円
場所:創元社ビル 4階 セミナールーム
定員:先着30名様
申し込み締め切り:2012年4月25日(水)17:00