2026-5 ため池調査(東広島市): 2026年1月27日
2025年1月から開始したため池調査のファイナルでした。本当は先月で終わりでしたが、昨年1月は色々と試行錯誤の時期だったので調査方法が少し変更になったこともありやり直しました。これで12ヶ月のデータが揃ったので大学近くのため池の動植物群集の季節変化などを俯瞰できると期待しています。この調査では2つのため池に定点を設定して月に一度の頻度で手網ガサガサで水生動物を調べましたが、全ての個体をできるだけ同定して全個体数を計数したので当初想定していた作業量を大幅に超えました。実際に手を動かしてみないと設定した調査デザインが持続可能なのか全然わからない良い経験でしたし、1つの池のデータ解像度をどれくらい下げれば調査する池の数をもっと増やせるのかといった、データの解像度とスループットのバランスを学生自身も考えることができた1年だったと思います。この研究はここで区切りですが、4月からはまた別の視点でため池調査に取り組む予定です。(2026年1月28日)
2026-4 豊潮丸調査: 2026年1月19–23日
広島大学の実習船「豊潮丸」による調査航海を広島県沖と愛媛県沖で実施しました。広島大学からの参加者に加えて、他大学から研究者と学生が集まり総勢20名の定員ギリギリのチームとなりました。今回の調査では、スミスマッキンタイア採泥器、ドレッジ、ビームトロールを用いて定性生物を実施しました。我々のチームはとあるエビ類とカニ類の採集を目的にしていたのですが、目当ての生物はほとんど得られずでした。その代わりに(?)、参加者は各々の興味のある生物を得られていたようでした。初日の夜は呉基地に寄港だったので、夜中の干潮時間に江田島市の海岸での生物調査も実施しました。めっちゃ寒かったですが、各自思い思いの生物を探して、珍しい生物もちらほら採集できていました。自分の研究室だけでは捌ききれない数の生物数と種数が取れるので学内外の色々な研究室から参加してもらうのが楽しいなと実感しました。また4月以降も実施予定ですので、瀬戸内海の海洋生物調査に興味のある方はぜひ参加をご検討ください!(2026年1月24日)
2026-3 学術変革A 時計タンパク質学領域会議(グランディア芳泉@福井県あわら市): 2026年1月8–10日
公募班として参画している学術変革A「時間タンパク質学」の領域会議に梶本麻未さんと2人で出席しました。時間生物学のフロントランナーの先生方が集う会議ですが、今回は各チームの学生や若手の方も多く参加しており、非常に熱気のある会でした。合宿形式のため部屋は参加者5名との相部屋で、遅くまで研究の話にどっぷりと浸かることができました。私の発表は最終日の最後の方でなかなか参加者の皆さんに名前と顔と研究内容を知ってもらえたか不安が残る形ではありましたが、「あ、カニの人だ!」くらいは記憶に残ってくれたらいいなと願うばかりです。アカテガニ研究が始まったのが2018年で、気づけばもう7年...。そろそろ成果を世に出さないといけません。今年はアカテガニの論文たくさん書きましょう!(2026年1月10日)
2026-2 元宇品海岸(広島県広島市): 2026年1月7日
今月の広島での調査第一弾です。広島市内の元宇品海岸に学生3名(A村、K嶋、F本)と言ってきました。干潮は6:00ということで、4:30から7:00まで魚類相の調査を実施しました。調査中に転石をめくって無脊椎動物も探しましたが、岩礁域と砂地では全く生物相が違っていて、先月までは全く見かけなかったホオズキフシエラガイやヘラムシ類がわんさかおりました。マダラウミウシは8月からずっと観察できていますが、だんだんと個体サイズが小さくなっているように思います。縮んでいるのか、世代交代をしているのか。。。ヨツハモガニ(?)も最終脱皮に近いサイズが採れ始めましたのでそろそろクモガニ研究のギアも入れねばなりません。気温は0度と極寒でしたが、風もなく、雲もなく、清々しい朝日と豪華絢爛なフェリーを眺めながらの網ガサとなりました。(2026年1月7日)
2026-1 阿島川河口干潟(愛媛県新居浜市): 2026年1月2日
あけましておめでとうございます。昨年に引き続き今年も1月2日の早朝の干潮時間に地元である愛媛県新居浜市の干潟にまいりました。今年も昨年同様に近藤裕介先生(広島工業大学)と近藤芳正教諭(新居浜市立角野小学校)と息子(14歳)に加え、甥っ子(11歳)も加わり2026年初フィールド調査を実施しました。01:00から04:00まで干潟を歩き回ったのですが、風が強めなこともあってか生き物が少なめ。なんだか昨年に比べると海藻も海草も少ないような...。昨年はヤドカリもちょろちょろしていてウミサボテンもこんにちわをしていたのですが、なんとも生き物が少なかったです。とはいえ、いろいろ見つかりました!今年もどんどん行きます!(2026年1月3日)