2017年度の研究会

2017年度老年学系若手合同研究会は、25名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。ご協力いただきました多くの方々に感謝いたします。

【プログラム】

1.趣旨説明(小池高史)

2.研究会スタッフ自己紹介(中川 威)

3.研究法について情報交換(下記3グループ)

その他、論文抜き刷り交換コーナーを設置。懇親会も18名で盛り上がりました。

写真1:主に質的研究グループの様子

写真2:量的研究と質的研究グループの様子

写真3:量的研究グループの様子


研究法の多様性を学び合う

近年、量的研究法に対する信憑性が揺らいでいます。心理学の研究の6割以上が再現できないという報告(Open Science Collaboration, 2015)が発表され、研究結果はp値が5%を切ったかどうかだけに拠るべきではないという声明(American Statistical Association, 2016)が発表されました。

こうした流れの中で、オープンサイエンス、ベイズ統計といった、再現性を高め、p値に依らない量的研究法が注目を集めています。 また、質的研究法は多くの学問分野で広がりを見せています。質的研究ハンドブック(Denzin & Lincoln, 1994)の引用数は25,000を越え、老年社会科学にも過去5年間に1年に最低1本は質的研究による論文が掲載されています。

今回の企画では、大学院生、若手研究者が、各自が採用している研究法についての課題や疑問を共有し、互いに多様な研究法について学び合う場を設けることにしました。学問分野、研究テーマ、研究法は自由です。どなたも奮ってご参加ください。

1) 日時 2017年6月15日 (木)17時~19時(受付開始16時30分~)

   17時15分~18時30分(受付開始17時~)※時間が変更になりました。ご注意ください。

2) 場所 名古屋国際会議場 231会議室

3) 参加資格 学部または大学院に在籍している学生

また、学部卒業または大学院修了(退学含む)10年以内の方

※日本老年社会科学会の非会員も参加いただけます。

4) 懇親会 研究会後、懇親会を予定しております。

情報交換を兼ねた親睦会としてどうぞお気軽にご参加ください。

会場:金山駅周辺

会費:3000円(予定)

5) お問い合わせ young-gero-info(at)googlegroups.com ※(at)→@

6) 参加申込 下記のフォームにアクセスして、お申込みください。

申込期限は5月31日18時です。6月7日(水)午後6時まで延長しました

※参加者多数の場合、先着順とさせていただきます。ご了承ください。