Post date: 17-Jul-2015 04:14:57
3~4か月になると一旦緩んでいた筋肉が
日々の運動の中で強化されて、徐々に頸もしっかりしてきます。
この時期になると、両手を胸の前で合わせてスリスリしたり、
両足を持ち上げておなかの上でスリスリしたりして、
手足を体の中心に集めて遊び始めます(正中位指向)
ですので、手足が真ん中に集まりやすいように肩甲骨の下に
足を持ち上げやすいようにお尻~大腿の下に畳んだタオルを
入れたあげると左右対称な正しい身体の使い方を覚えさせてあげましょう。
ここで偏った筋肉の使い方を覚えてしまうと、
この後の、ずり這い、ハイハイ、歩行でのゆがみへとつながることも予想されます。
また、視力、聴力も発達して、頸も安定してくると、
気になる方向に(明るい方、音のする方、ママのいる方、、、)
積極的に顔を向けることも多くなります。
定期的に枕の天地ををひっくり返して、動きが偏らないように
環境に配慮することも忘れずにしてあげましょう。
と、4回にわたってお伝えしてきたことを意識して日々の子育てを
していただければ、極端な向き癖の心配をする必要はないように
思います。(もちろん先天的な骨格の問題などは例外ですが)
とはいえ、完璧にやろうとするとママも赤ちゃんもしんどくなるので、
赤ちゃんのご機嫌を見ながら無理せず、ぼちぼち心がけてくださいね。