このページでは、この1年半で12kgの減量(74kg→62kg)に無理なく成功した
院長自身の体験をもとに、健康的で太らない食生活のコツをお伝えします。
その一、朝食を食べない
実は、これが一番大事じゃないかな、と思ってます。小さい頃から朝ごはんをしっかり食べるのが良いことと
教えられてきたので、最初は抵抗がありましたがやってみると腸の調子が超よくなり午前中の便がドッサリでるように
なりました。人間の身体にとって、午前中はデトックスタイム。消化器が頑張って体内の不要物を排出しようとしている
ときに、新たに消化しなくちゃならないものを入れてしまうと、毒素の排出が中途半端になって身体に蓄積してしまうし
どんどん仕事を強いられる消化器が疲弊してしまうみたいです。でも、何も口に入れないのはさみしいのでボクの場合は
野菜ジュースをコップ1杯飲むようにしています。時間がある時は、野菜生活と、りんごや人参も一緒にジューサー(マジック
ブレッドデラックス)にかけてます。同じようなことは、たとえばカリスマトレーナーのMicacoさんもやってるみたいですね。
また、外山滋比古さんが「思考の整理学」の中でおっしゃてましたが、「そんなことは朝飯前」っていう言葉の本当の意味は
朝飯前の時間が人間の頭がもっとも冴え渡る時間なのでその時にやってしまえば簡単にできてしまうということだそうです。
外山先生もそんなわけで朝飯の時間を昼までずらして朝飯前に仕事をやってしまう習慣があるとのこと。
確かに御飯食べると眠たくなって集中力が下がるのは誰もが実感できることですよね。(医学的には副交感神経優位の状態)
その二、洋食より和食、肉より魚、もも肉より胸肉
100%守る必要はないと思います。ハンバーグが食べたいときもあるし、焼肉食べたい時もあるし、、、、
そんなときに無理して我慢すると続かないので、「なるべく」って気持ちでいいと思います。そうしてるうちに
身体が自然と和食、魚、胸肉、を欲するようになってくると思います。ただし、焼肉・ハンバーグ・牛丼・マクド、、、って
続けるのは問題です。昨日は焼肉やったから今日はあっさり系で、というふうに2日とか3日単位で帳尻を合わせれば
いいと思います。主菜だけでなく、キンピラごぼう、切干大根、ほうれん草のお浸し、ひじきなんかの和食の副菜も
積極的に食べました。
その三、発酵食品をたくさん食べる
醤油・みそ・酢・納豆・ぬか漬けなど日本の食文化には腸内の善玉菌を増やしてくれる発酵食品がたくさんあります。
キムチ、豆乳ヨーグルト、なんかもいいでしょうね。
その四、りんごをたくさん食べる
農学博士の前田浩明先生が講演の中でりんごに含まれるアップルペクチンという食物繊維が
腸内の細菌の発育を抑制する作用があり、腸内環境を整えてくれるとおっしゃってました。
アメリカには「一日一個のりんごが医者を遠ざける」という言葉があるそうです。
富山医科薬科大学の田澤賢次先生のお話の中でも、アップルペクチンの発ガン抑制作用について
言及があったことを思い出しました。
どうやらリンゴにはダイエット効果だけでなく、すごいパワーがあるようです。
その五、腹八分目を心がける
昔から言われていることで当たり前といわれるかも知れませんがやはり基本だと思います。
あと、お腹が減ってないのに無理に習慣的に食べるのも良くないみたいです。規則正しく3食きっちり食べない、
と意識を少し変える必要がありそうですね。
その六、水をたくさん飲む
一日2リットルくらいの水を飲むことも大事です。ウンチの80%は水分、残りが繊維・カス・腸内細菌など
だそうです。ウンチをスッキリたくさん出すためには十分な水分が不可欠です。
その七、白いものより黒いものを
真っ白に精製されたものは、その分大事な栄養素も削ぎ落とされてしまってます。
精製度の低いものを優先して摂るようにしました。
白米→玄米、
白砂糖→黒糖、はちみつ、メイプルシロップ、
白い食パン→ライ麦パンなど
食卓塩→岩塩、あら塩
その八、野菜をたくさん食べる
低カロリーで栄養価の高い野菜をたくさん食べることで、満腹感を得ることも脂肪や炭水化物の過剰摂取を
抑制するちょっとしたコツですね。でも、〇〇だけダイエットは大抵長続きしないのでバランスよく
いろんな食材を食べるようにしました。
ついでに、食生活ではありませんが、、、これらも大事です!!
その九、姿勢を良くする
骨盤のゆがみや背骨のねじれのない状態は、各臓器につながる神経の循環を良くして
その神経の支配する臓器の活動を正常化します。背骨や骨盤を動きやすくすることも
同時に重要になります。ヨガや太極拳、ピラティスなどは非常に効果的だと思います。もちろん、当院の治療も、、、、
その一〇、無理しない
無理しない、不自然なことはしない、のが大事やと思います。がんばって痩せてやる!!って気持ちだとつかれちゃうし
長続きしないので、ぼちぼち生活習慣や食に対する意識を変えていくってことでいいと思います。
すぐに変化のでる方もいるやろし、数年単位で変化のでるかたもいるやろし。
ただ、一日一回は必ず体重計に乗って自分の状態を確認した方がいいとは思います。
ボクの場合はしょっちゅう体重計に乗ってます。
食前、食後や排便前後、就寝前後の体重変化を見てると自分の身体で起こっていることが
はっきり見えるので面白いです。あ~2kgも食べてしもた、とか、え~ウンチが800gも出た、とか、
お~基礎代謝で1kgも減ってるとか。
自分の身体の変化に意識を向けて程よくコントロールすることが大切だと思います。
ちなみに、
この10か条は、痩せるためと同時に健康維持の10か条でもあります。
以上、
みなさんの健康な生活のヒントになればと思ってこのページを作りました。
ご参考になりましたでしょうか?
(※ただし、あくまでも院長の経験や見聞を元にした情報です。(とくに医学博士の辻井洋一郎先生や農学博士の前田浩明先生から
多くのことを教えていただきました)全ての方には当てはまらないかもしれないことは、ご了承ください。
特に何らかの疾患がある方は必ず医師に相談の上、ご参考ください。)