報道関係者向け資料
2012 年 10 月 28 日
報道関係者各位
東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会
東日本大震災 ビッグデータ ワークショップ 報告会
東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会(幹事:Twitter Japan 株式会社、グーグル株式会社)では、2012 年 10 月 28 日に「東日本大震災ビッグデータワークショップ」の報告会を東京大学本郷キャンパス工学部2号館213号講義室にて開催いたしました。
本ワークショップには 500 名以上の方が登録され、本発表会には 50 組 150 名以上の方が参加され研究成果や開発されたツールの発表を行いました。各プロジェクトの発表内容については、公式サイトよりご確認ください。https://sites.google.com/site/prj311/event
発表会には、東北大学災害科学国際研究所 副所長 今村文彦 教授、気仙沼市 秘書広報課 秘書係 主査(前 総務部 危機管理課)鈴木秀光 様、慶応技術大学 環境情報学部 学部長 村井純 教授、一般社団法人ワカツク 代表理事 渡辺一馬 様 (五十音順)にご参加いただき、活発な議論が行われました。
<お問い合わせ先>
グーグル株式会社 広報部 富永(pr-jp@google.com)
<発表概要>
<東日本大震災 ビッグデータ ワークショップ 概要>
東日本大震災ビッグデータワークショップは、Twitter Japan 株式会社、グーグル株式会社が主催し、データ提供パートナーとして、株式会社 朝日新聞社、JCC 株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、日本放送協会、本田技研工業株式会社、株式会社レスキューナウ が参加。東日本大震災の発生直後から、テレビや新聞、インターネットを通じて流れた大量の情報が、どのように発信され、流通したのかを、当時の実際のデータを用いて検証します。これらの検証結果に基づき、次の災害に向けて、適切な情報流通施策の提言および、各種サービスのプロトタイプ開発を目的としています
公式サイトURL:https://sites.google.com/site/prj311/
公式Twitter:https://twitter.com/Shinsaidata
公式Google+ ページ:https://plus.google.com/106953763881679431557/
公式ハッシュタグ: #shinsaidata
主催: 東日本大震災ビッグデータワークショップ 運営委員会
東日本大震災ビッグデータワークショップ 運営委員会 幹事
Twitter Japan 株式会社
グーグル株式会社
パートナー(五十音順)
株式会社 朝日新聞社
JCC株式会社
株式会社ゼンリンデータコム
日本放送協会
本田技研工業株式会社
株式会社レスキューナウ
パートナー/提供データ 一覧 (五十音順)
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報道関係者向け資料のご案内
<プレスリリース>
2012 年 9 月 12 日
報道関係者各位
東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会
東日本大震災 ビッグデータ ワークショップ開催のお知らせ
東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会(幹事:Twitter Japan 株式会社、グーグル株式会社)は、2012 年 9 月 12 日より「東日本大震災ビッグデータワークショップ」を開催いたします。
本ワークショップは、東日本大震災の発生直後から、テレビや新聞、インターネットを通じて流れた大量の情報が、どのように発信され、流通したのかを、当時の実際のデータを用いて検証します。これらの検証結果に基づき、次の災害に向けて、適切な情報流通施策の提言および、各種サービスのプロトタイプ開発を目的としています。
本ワークショップには、幹事に加えて、データ提供パートナーとして、株式会社 朝日新聞社、JCC 株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、日本放送協会、本田技研工業株式会社、株式会社レスキューナウ が参加いたします。これら 8 社から分析用に提供されるデータには、 震災発生当日から 1 週間分の全日本語ツイートデータ、検索トレンド、新聞記事、NHK の放送文字データ、東京キー 6 局の災害に関する全テレビ情報要約文、被災地域の混雑度データ、東日本地域の通行実績情報、鉄道運行情報・緊急情報・被害状況サマリーが含まれます。
上記データを利用した分析、サービスの開発を希望する研究機関、企業、団体、開発者の方は、本ワークショップ 公式サイト(https://sites.google.com/site/prj311/)にアクセスし、参加規約に同意いただくと、本ワークショップへ参加することができます。参加された各団体の方には、研究・開発の成果、及び途中経過を 2012 年 10 月 28 日の報告会にて発表いただきます。
本プロジェクトに研究チームとしても参加される東北大学災害科学国際研究所 副所長 今村文彦 先生はワークショップに期待することとして、下記のように述べています。
「2011 年の東日本大震災では、既往最大規模の地震・津波が発生し、広範囲で甚大な複合的被害を出した。しかも、福島第一原発事故が伴い、未曾有の影響が現在も続いている。1年半を経過した現在、我々はこの大震災を多方面から複合的に見直し、ど のような現象(自然・社会現象)が生じたのか? なぜ、広域な災害に拡大したのか(災害拡大過程)? 同時どのような対応が必要であったのか (危機対応)? さらには、事前の対策でどこが有効であったのか?(予防対策投資効果)について検証する必要がある。
今回、「東日本大震災ビックデータワークショップ」を企画し、7日間(1週間)における個々の現象(ビックデータ)を可視化し解析して複眼的に観ることにより、巨大災害発生時からの膨大 な情報の流れ、相互関係を明らかにすることができると期待される。このことにより、新しい課題や問題等を整理し明確にすることが可能となり、今後、「国難」を迎え撃つ我が国だけでなく、世界的な大規模災害における情報の役割を議論することが出来るはずである。」
以 上
<東日本大震災 ビッグデータ ワークショップ 概要>
東日本大震災ビッグデータワークショップ
公式サイトURL: https://sites.google.com/site/prj311/
公式Twitter: https://twitter.com/Shinsaidata
公式Google+ ページ: https://plus.google.com/106953763881679431557/
公式ハッシュタグ: #shinsaidata
主催: 東日本大震災ビッグデータワークショップ 運営委員会
東日本大震災ビッグデータワークショップ 運営委員会 幹事
Twitter Japan 株式会社
グーグル株式会社
パートナー(五十音順)
株式会社 朝日新聞社
JCC株式会社
株式会社ゼンリンデータコム
日本放送協会
本田技研工業株式会社
株式会社レスキューナウ
パートナー/提供データ 一覧 (五十音順)
<参加データ提供パートナー コメント>(五十音順)
株式会社 朝日新聞社
三陸地域を中心に未曽有の被害を出した東日本大震災において、私たちは多くのニュースを伝えてきました。そのニュースがどのように広まったのか、ネットやソーシャルメディアなどとの関わりはどうだったのか。今回のプロジェクトは、私たちの発信した情報がどのように伝わったかを解明する、意義あるプロジェクトだと考えています。2011年3月11日から1週間の朝日新聞本紙に掲載された記事のテキストデータを提供させていただき、災害時の情報伝達のあり方について、知見が得られることを期待しています。
JCC株式会社
昨年起こった東日本大震災の衝撃は極めて大きなものだったと言える。日本人はこの日本列島で生活してゆくことを考えれば、不幸にもまた大規模な災害が起こった時のことを想定し、準備していかなければならない。
今回の「東日本大震災ビッグデータワークショップ」は、主要メディアやソーシャルコミュニケーションが横断的に協力し、それぞれのデータを持ち寄り、第三者の研究者も包含して検証を行い、新たな仕組みやアライアンスを作りだそうとする意義深い試みだと期待している。弊社としても、微力ながら最大限の努力を傾注し、このプロジェクトの成果に貢献したい。
株式会社ゼンリンデータコム
東日本大震災の被害は広範囲で甚大でした。一方で今回の震災では、IT技術の発展によりインターネットや位置情報を活用したデータが収集されて活用されました。
当社は位置情報に関わる事業者として本プロジェクトの趣旨に共感し、参加するとともに、当社保有のデータを本プロジェクトに提供いたします。当社のデータに皆様の知見を加えて分析していただいた内容が今後の防災計画や減災計画の一助になることを期待しております。
日本放送協会
未曾有の被害を出した東日本大震災において、私たちの報道がどのように伝わったのか?マスメディアの報道とソーシャルメディアの関わりなど、
災害時における情報伝達の実態解明につながるプロジェクトだと考えます。
震災報道に関わるデータを提供させていただき、今後の防災あるいは減災につながる知見が得られることを期待しています。
本田技研工業株式会社
Hondaインターナビは通信カーナビから集めた走行情報をもとに「通行実績マップ」を大震災の翌朝から公開し、さらに Google Earth、Google災害時ライフラインマップ等を通じて広く公開、共有されたことで、緊急避難や被災地への支援ルート検討のお役に立つことができました。
今回このプロジェクトを通じて通行実績データの新たな活用を広く研究していただくことにより、今後の防災、減災に備えるすばらしいアイデアが生まれることを期待してやみません。
株式会社レスキューナウ
地域に求められるミクロな危機管理情報の収集・配信を目指すレスキューナウとしては、東日本大震災という未曾有な経験の中で、どのような情報が取り交わされていたのか、本ワークショップで集約されることにより、共有化するシステムの構築可能性に向けた端緒となることを期待しております。
<本ワークショップに関する報道関係者向け お問い合わせ先>
東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会
project311_staff@googlegroups.com