DIY調味料ボックス

調味料ボックスを作る 戻る

キッチンの壁に取り付ける調味料ボックスを作ってみました。

洗面所のメディスンボックスとしても利用できます

特長は観音開きの扉がついていますが、通常の蝶番(ヒンジ)は使っていません。 扉の端から10mm程の所に上板及び下板から扉迄穴を貫通させ、釘を上下から通しています。 下の釘は抜けないように接着しますが、上はそのままで扉を外す時は釘を引抜けば外れる様にしています。 この方法は初めて試みたものですが、意外にスムースに動き、叉蝶番取付けの場合より位置決めが簡単に出来ます。

材料

裏板 3mm ベニヤ板 91cm x 91cm 1枚 450円程度1/4枚使用

扉及びフレーム材 178mm 幅x 12mm厚 x 1820mm

杉板 1.5枚 5枚で1000円程度

*但しかんな掛け必要、かんな削り後板厚 11mm

材料カット

1.裏板(3mmベニヤ) 長さ455mm 幅377mm

2.フレーム(側板) 長さ455mm 幅95mm 2枚

3.フレーム(上下) 長さ377mm 幅95mm 2枚

フレームは「2枚組継」で両端11mm x 47mm切込む

*「2枚組継」にせず、芋継(隅釘打付継)にする場合は切込不要で上下板の長さは355mmとします

4.棚板 長さ355mm 幅82mm 2枚

5.扉板 長さ433mm 幅178mmmax 2枚

*幅は組立後調整し 175 mm 程度になります。

フレーム、棚板の組立。 棚板は扉回転部の為に10mmx20mm切込んで置きます。 各コーナー木ネジ2本で留めます。*芋継にする場合は側板で上下板を挟み、各コーナー及び棚板を30mm釘2本宛で止め、木工ボンドの併用推奨します

観音開扉は側板接触端より10mm、前面より6mmの場所に2ミリドリルで上下板から扉迄30mm程貫通させ、 1.5mm径釘の先端をカットして25ミリ程にしたもの差込む様にします。下板からの釘は抜け落ちぬ様にテープを張っておきます。

裏蓋を取付の後、幅を大きめにカットしてある両扉を取付け、 中心でぴったり合う様にかんなで削り調整します。 取手は30mm径丸棒を20mmにカットして裏から20mm木ネジで取付けます。

観音開きのストッパーは内部から取付ける市販の物もありますが、古典的な方法で作りました。 片方は扉に留て回転するようにし、反対側は溝を切り、扉に取り付けたネジに食込む様にします。