不動産エージェントとはどんな役割?

エージェントという言葉は、依頼主に代わってその道(業界)のプロが交渉またナビゲートをする専門の代理人のことを言います。毎年シーズンオフのプロ野球はその代理人を通してメジャーリーグに挑戦するプロ野球選手の話題が大きくニュースで取り上げられますが、それは代理人を通さなければメジャーに行けないからではなく、より有利な交渉を本人に代わって行ってくれるから、雇っているのです。もっともプロ野球選手の場合はその手腕で何ミリオンの差が出ますので当然といえますが、不動産取引においては金銭面と同様に「トラブルのない取引の実現」が大変重要なことです。

通常、不動産取引は「売り手」と「買い手」が存在しますが、慣習により「売り手」が「買い手側のエージェント」の費用も支払うのが通例となっています。ですので「売り手」のコストは7%-7.5%ぐらいかかりますが、自分で売ればそのコストを大幅に削減できることも事実です。それでは何故

「市場で売られる9割以上がエージェントを通じて取引される」

のでしょうか?

それはその道の専門家に任せれば、回避できるトラブルを避けることができる、ベストな価格で取引ができる、よいお客さんを見つけてくれるなど多くの理由が存在します。

アメリカでトラブルになれば弁護士に頼みますが、不動産エージェントは不動産マーケットの知識に加え、まずトラブルにならないやり方、倫理規定にのった公平な取り扱いを知っています。