カリフォルニアはチャンスの国
カリフォルニアはチャンスの国(州)
カリフォルニアといえば、ハリウッド、地中海性気候、ビーチなどといった一般的なイメージをお持ちの方は多くても、意外と人口と経済力を数字で見る機会は少ない。この2つの側面からこの州をひとつの国として見てみると今まで見えなかった事実に気がついてくる。これを読むとカリフォルニアはチャンスの国なのだと改めて感じてもらえるのではないかと思う。
1. 増加を続ける南カリフォルニアの人口
カリフォルニアの歴史を少し見てみると、スペインからの偵察隊がカリフォルニアを発見したのが1542年。しかし、そのときにはすでにネイティブアメリカンが住んでいた。スペイン人の入植後、カリフォルニアはメキシコ政府の所有となったが、アメリカが買い取り1850年にアメリカの31番目の州となった。
1940年にはカリフォルニアの人口は1千万人を越え、第2次世界大戦後には太平洋を越えて戦争から帰った兵隊たちがカリフォルニアに立ち寄りそのまま、居住することで一気に人口が膨れ上がった。現在ではアメリカ国内からの移住と、国外からの移民たちにより毎年80万人が増えているといわれている。
カリフォルニア州統計局が2000年には人口が3千万人を超すだろうと発表したが、その予想は軽く破られ1998年の時点ですでに3300万人を超してしまった。
2000年 33,871,648人
2001年 34,758,000人
2002年 36,144,000人
2020年には5千万人を超すだろうと予想されている。
2. カリフォルニアの経済力
LAEDC(Los Angeles Economic Development Corporation)は2001/06/11にカリフォルニア州と世界の先進国との経済力を比較して発表した。
1. USA $9,966Billion
2. Japan $4,614Billion
3. Germany $1,867Billion
4. U.K. $1,415Billion
5. California $1,330Billion
なんとカリフォルニアは世界で5番目にリッチな国なのだ。そしてわたしたちは、アメリカ西海岸の玄関、そして世界中で一番住みやすい気候といわれる地中海気候に包まれた南カリフォルニアに住んでいる。やはりここはバラエティに跳んだ地形に恵まれた天国だったのですね。なにせビーチ、渓谷、山、砂漠、湖、森林がほんの数時間のドライブでつながっている世界にも稀な自然を有している。
自然だけでなく、アメリカの玄関としてのアクセスビリティ、教育機関、スポーツ、観光、エンターテイメント、農業、工業、ハイテクなどあらゆる産業がカリフォルニアにあり、それらの産業が世界第5位の経済力を支えているのです。
2020年には5千万人を超えると予想されている人口の2/3は南カリフォルニアに集中している。ということは2020年には3千から3.3千万人が南カリフォルニアの住民になっているということだ。2003年、2004年とも住宅の値上がり率25%以上を記録したここLA,オレンジカウンティは、現在小休止の様子を見せているが、この年間80万人増える人たちがまず必要なのはHousingであることはいうまでもありません。
03/24/2017