3月の海渡塾の後、一番大きな問題となったのがエスコート艇が決まっていないことでした。
安全面や航海に必要な物品を運ぶことを考えると、エスコート艇なしで航海することはありえません。
そんな中、5月に航海協会代表のトモさんが西山さんと出会います。
実はこの二人は以前にも会っていて、まさかの再会でした。
西山さんはヨット"ランスロットⅢ"の艇長で大分県をはじめとする今回ツクヨミが航海する海域を数えきれないほど航海してきました。
この出会いによって、ツクヨミの航海は一気に実現していくことになったのでした。
↓エスコート艇"ランスロットⅢ" ツクヨミの安全航海をずっと支えてもらいました!
その後、6月にはトモさんがハワイの航海カヌー"ホクレア"が行っていた"MALAMA HONUA"という世界一周航海のハワイへのフィニッシュにクルーとして参加すべく、ハワイへと向かいました。
ハワイではトモさんは航海カヌー"ヒキアナリア"に乗り込むとともに日本航海協会の活動についての紹介も行いました。
一方、大分では西山さんと事務局の若松が具体的な航海計画についてのミーティングです。
場所は大分県湯布院の天井棧敷という落ち着いたカフェ。ゆったりとした時間が流れる中で、まずはしっかりとミーティングです。
航海協会のメンバーには今回の海域を詳しく知っているメンバーがいなかったのですが、西山さんと電話でハワイのトモさんと話す中で、一気に航海のイメージが湧いてきました。
神話をたどる航海ではあるものの安全第一にしてしっかりと今夏に大崎上島に到着することを目標に、美々津を出向して細島、佐伯、姫島、祝島、上蒲刈島をメインの経由地としながら、たくさんの寄港や避難できる港をもって毎日行けるところまで進んでいくという方針です。航海のスケジュールが8/1出航、9/1到着ということでそれに向けて準備を進めていくことになりました。
その後、西山さんと若松は湯布院→くじゅう連山→阿蘇方面までドライブしながら楽しい1日を過ごしました。
いよいよ航海に向けて動き出した5月〜6月でした。