2017年 研究会

名古屋多文化共生研究会 9月例会(トランスナショナル研究会)

・日 時: 9月26日(火) 18:00~

・場 所: 名城大学天白キャンパス 10号館2階大会議室

(タワー75という一番高い建物の北隣りで、8階建ての建物の2階です)

https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tenpaku/

※お車でお越しの方は、キャンパス入口の守衛所にて、近藤敦先生との研究集会がある旨、お伝えし、駐車許可をおとりください。

・報告者: 植木 淳(名城大学法学部 教授)

・報告タイトル: アメリカ最高裁と人種問題

・報告要旨:

オバマ政権からトランプ政権にかけて、アメリカでは人種を巡る分断が一層深まっているように思われる。そのような中で、本報告では、アメリカの連邦最高裁が人種平等を巡る問題についてどのような立場をとってきたのかを検討する。そのために、本報告では、簡単に、①公民権運動期までの判例(Brown判決)、②公民権運動期以降の判例(アファーマティブアクション・差別的効果法理)、を踏まえて平等観(「反差別原理」と「反従属原理」)の相克を見た上で、③2000年代以降の人種関連判例の動向を報告する。

名古屋多文化共生研究会 6月例会 (トランスナショナル研究会)

・日 時: 6月23日(金) 18:00~

・場 所: 名城大学天白キャンパス 10号館2階大会議室

(タワー75という一番高い建物の北隣りで、8階建ての建物の2階です)

https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tenpaku/

※お車でお越しの方は、キャンパス入口の守衛所にて、近藤敦先生との研究集会がある旨、お伝えし、駐車許可をおとりください。

・報告者: 小坂田裕子(中京大学法学部 教授)

・報告タイトル:アイヌの現在(いま)

・報告要旨:

2008年に日本政府がアイヌを先住民族と認めて以降、現在、新たなアイヌ政策の検討がおこなわれている。また、かつて研究者らがアイヌの墓を勝手に暴き、その遺骨を持ち帰って保管していた問題で、北海道大学に対して3件の訴訟がおこなわれていたが、昨年、そのうち2件で和解が成立した。さらに、現在、森林認証システムを通じて、アイヌの権利保護をおこなう動きが存在する。アイヌをめぐるこれらの動きについて、関係者(北海道アイヌ協会等のアイヌの方、弁護士、NGO等)のインタビューにより得た知見を紹介し、それを通じて、アイヌ問題について国際法が果たしている役割を考えたい。

名古屋多文化共生研究会 2017年度年次大会

チラシ

日時:2017年4月8日(土) 14時~17時

場所:名城大学・天白キャンパス 10号館2階大会議

(タワー75という一番高い建物の北隣りで、8階建ての建物の2階です)

https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tenpaku/

大会テーマ:

「ドイツのヘイトスピーチ対策とその特徴―歴史・現状・未来」

プログラム

14:00 開 会・あいさつ: 近藤 敦 会長(名城大学法学部教授)

14:10 基調報告: 金 尚均(龍谷大学法科大学院教授)

14:20 講 演:

テーマ1:「『帝国市民』という新たな問題―ドイツ基本法の制定に照らして」

ヨヘン・フックス(マクデブルク単科大学教授)

テーマ2:「ドイツにおけるポピュリズムと排外主義」

マクシミリアン・フーアマン(ブレーメン大学研究助手)

通訳:金 尚均(龍谷大学法科大学院教授)

17:00 終了

参加無料・要申込み、資料代:500円

事前申し込み・問い合わせ先:名古屋多文化共生研究会

E-mail:aberyogo@auecc.aichi-edu.ac.jp

件名に「NAMS大会参加」と明記のうえ、お名前・ご所属・連絡先をお知らせ下さい。