□入会年月 :2021年11月(子)2022年4月(父)
□入会前の剣道経験:親子共に全くなし
◼ 師岡剣友会に入会したきっかけは?
息子が学校でもらってきた剣士募集のチラシがきっかけでした。ちょうど「習い事をしたいね。」と話していた時期で、鬼滅の刃も流行っていたので、本人も乗り気になって体験に行ってみることにしました。行ってみると、息子と同い年の子がたくさんいて、息子も楽しそうにやっていましたので、1か月ほど体験を続けた上で入会しました。息子はやや落ち着きがないところがあるのですが、先生に相談したところ、「そんな子ばっかりだよ!」と受け入れてくださり、安心して通わせられると思いました。
当初、私は送迎だけのつもりでしたが、冬の寒い時期に稽古を見ていたら、先生に「お父さん、やらないの?」と声を掛けていただき、素振りから一緒にやってみました。段々と楽しくなってきて剣道着も買い、防具を買う段になって一瞬迷いましたが(笑)、同じ時期に始めた保護者がいたことも後押しとなり、防具を買って本格的に始めました。
◼ 親子で剣道を習ったことで良かったことは?
息子との間に、親子の絆にプラスして剣道の絆が生まれたことでしょうか。やはり同じ空間で同じことをするというのが、互いの良い刺激になっていると感じています。日常的に剣道の話をするようになりましたし、試合の前には素振りや打ち込みを一緒にしたり、動画を一緒に見てあれこれ言ったりすることもあります。
息子は、「剣道がなかったらどうなっていたか」と思うくらい、モロケンの中で成長していきました。入会当初は集中力が散漫で、先生の話を集中して聞いたり、みんなと同じことを一緒にしたりすることが苦手でしたが、その点もだいぶ成長しましたし、試合に勝つことで達成感が得られ、成功体験を積むこともできています。家庭と学校以外の第三のコミュニティとして、剣道があって本当によかったです。
私は、もともと運動が好きだったのですが、がっつり身体を動かせる機会がなかなかありませんでした。なので、息子の付添と言いつつ、自分の発散の場として稽古を楽しみにして来ています。この年になると、壁にぶち当たることも少なくなってきますが、ここにきて新しいことを始め、乗り越える壁があるということが嬉しいですね。息子のおかげで剣道に出会えたと思っています。
◼ 入会を検討している方へのメッセージ
モロケンの魅力は、指導者の先生方や会員の皆さんの、緊張感がありつつも温かい雰囲気だと思います。子どもたちも、みんな下手な時期を乗り越えてきたからこそ温かく、年齢に関係なく互いに尊重し合う雰囲気があります。
また、モロケンは「ちゃんと叱ってもらえる場」だと感じています。なかなか最近だと、きちんと叱ってもらえる場は少ないですし、叱り方も難しいですが、モロケンの先生方は、その子の一人一人のことを考えて上手に指導してくれますし、剣道を通して礼儀や作法を教えてくれます。このようなモロケンの環境があってこそ、息子も成長していけるのだと思います。