親子deモロケン★

File No.1

□入会年月 :2019年10月

□入会前の剣道経験:親が小学1年~3年生まで剣道を習っていた 

◼ 師岡剣友会に入会したきっかけは?

 息子が幼稚園年中の時、友達がハンドボールクラブに加入しており、自分も参加したいと言ったので入会しました。

 しかし、周りの友達がぐんぐん伸びる一方、息子はいつまで経っても上達せず、ボールに向かって追いかけているだけで、ボールをパスされたら逃げてしまい、チームに迷惑をかけている状態でした。

 私自身も幼少時からスポーツが苦手で、特に球技においては、キャッチボールも頭で受けていました。やはり親子とも運動神経は同じなのだと痛感しました。

 小学1年生になり、何かスポーツをやらせたいと考え、球技でないスポーツを考えていたところ、息子の同級生が師岡剣友会に所属しており、私も幼少時に習い事で剣道を行っていたため、まずは息子が剣道を気に入るか試してみようと考えました。

 師岡剣友会は、活動場所も息子の通っている学校で、無料で体験出来、入会特典として竹刀等をプレゼント頂けるため、申し込みのハードルはとても低く、気軽に体験を申し込めました。

 私自身も何十年ぶりに竹刀を振ったため、あらゆることが新鮮でした。さらに息子と一緒に剣道が出来ることが何よりも嬉しく、2人で稽古に通うのが楽しくなってきました。運動音痴の息子も、指導いただいた先生方によるユニークな稽古によって、楽しみながら稽古に参加することが出来ました。息子も父親と一緒に稽古ができることを喜んでおり、親子で入会することを決意しました。 

◼ 親子で剣道を習ったことで良かったことは?

 親子で剣道に通い始めてから、普段とは違う父親像を息子に見せることが出来たのが理由かは不明ですが、息子が私に接する態度に変化が見られ、稽古中は私を敬うようになりました。(師岡剣友会の道場訓にある 「両親をはじめ、目上の人や仲間を敬い、尊敬する気持ちを持ちます」を実行していただけかもしれませんが、、、(笑))。

 また、剣道は団体ではなく基本1対1で行うスポーツのため、剣道を通して親子で竹刀で打ち合うことで、息子の成長を直接体で体験出来るのが一番の良かったことだと思います。綺麗な1本を打たれた時は、涙が出そうな程、感動してしまいます。

 諸事情で息子は一旦剣道から離れることになりましたが、娘が剣道に興味を持ったことで、今は娘と一緒に稽古に通っています。 初めて道場訓を言えるようになったり、初めて防具を着けた時は感慨深いものがありました。親バカで、写真と動画に収め、一生の宝物にしています。 

◼ 入会を検討している方へのメッセージ

 親子で参加できるスポーツは色々ありますが、剣道は竹刀という道具を使い、1対1で対戦するため、子供の成長が直接肌で体感することができます。また、サッカーや野球ほどハードなスポーツではなく、80、90代まで剣道を続けられている方もおられ、親子で生涯剣道を目指すことも可能です。また、父子だけではなく、母子で稽古に参加されている方も多くいらっしゃいます。

 さらに、他の武道同様、目上の方への礼儀、作法、所作も学ぶことができ、剣道を通して日本人として学ぶべき点を子供へと伝承することができます。夏、冬は気温的に厳しい時期もありますが、強い忍耐力や精神力を養うため、親子で乗り切ることで強い絆も生まれることは間違いありません。

 ぜひ親子で剣道を始めては如何でしょうか?