※伊予鉄南予バス杣野前組車庫、伊予鉄南予バス内子営業所のPIは伊予鉄道関連に掲載しています。
三面看板
八幡浜市名坂のあたりの国道174号線沿いに設置されている豊予海峡ルート期成の看板、国道317号の旧宮窪町と旧吉海町の町境に建つ看板、その他架空の看板数点のセットです。
地方の国道の風景を彩る小物です。
東急バス瀬田営業所(旧)
瀬田営業所のシンボルだったかまぼこ屋根の整備工場です。営業所開設時からの建物でしたが、新しい建物に建て替えられて姿を消しました。解体が迫ったころにはバスグラフィックVol.21で小特集のカラーグラフが組まれるほど印象的な建物で、緩くカーブを描いて屋根を支えるトラス構造の鉄骨の骨組みは実に見事なものでした。
駅前商店
地方の駅前なぞにありがちな廃業した古い商店です。モデルとなった建物は長野県を走る上田電鉄の塩田町駅前にあります。
農協
山間部の集落にも平地に広がる市街地にもよく合う建物。農協の建物はずらっと並ぶ窓やどっしりとした造りが特徴的です。
実在の地名を基にしていますが、組合名も支店名も架空のものです。建物のモデルはこれまた愛媛県内です。
漁協
小さな浦の漁港にあるこじんまりとした漁協の建物。建物のモデルは愛媛県内にありますが、二子漁協は架空の漁協です。
どうせ日没のころには閉まるので夜間発光は設定していません。漁協といえば海に面した港町にある印象が強いですが、川漁師の漁協というのもありますから、山間部のレイアウトにも設置できる建物です。
Aコープ店舗
エーコープ(Aコープ, A-COOP)は、農業協同組合の購買部門(生活事業)の一つ。スーパーマーケットとほぼ同じ事業形態となっており、日本全国に約1000店舗の店舗網を持つ。
松山の建物
瓦屋根の家2
瓦で葺いた入母屋屋根を二重に重ねた、瀬戸内地方ではスタンダードな形態の民家です。屋根が二重ではなく一重の形態も収録しています。知識の向上によって座敷はちゃんと玄関よりも高いレベルになりました。
屋根の瓦は、山陽本線の西条あたりや山陰地方でしばしば見られる赤褐色の石州瓦にも変更できるようにしています。右画像のように屋根形態と瓦種類と、それぞれ2種ずつで4種類の組み合わせがあります。
縁側と玄関のガラス戸を透明にしているので、割合見栄えがするPIになっていると思います。
瓦屋根の家1
寄棟屋根の上に入母屋屋根を乗せた、二段屋根とも呼ぶべき形態をした瓦屋根の民家です。モデルとした建物は久万の方にありますが、そこまで地域色の強い建物というわけでもないと思います。土間と座敷とが同一レベルになってしまっているのは製作当時の観察不足と知識不足によるエラーですが、まあそこまで目立ちますまい。
茅葺屋根の家3
宮城県の旧佐藤家住宅をモデルとして作成しています。江戸時代末期の建物で、近代の農家と比べると明らかに開口部が少ないのが特徴です。重要文化財に指定されていて、昭和47年末に保存の為の移築を行っています。
屋根を鋼板等で覆った形態も用意しています。屋根を覆う鋼板の色は実際にも結構なバリエーションがあり、必ずしも地域ごとの傾向があるという訳でもなく、各戸毎にてんでばらばらなようです。
茅葺屋根の家2は現状欠番となっています(公開中止ではなく未製作)。
茅葺屋根の家1
山梨県の門西家住宅をモデルとして作成しています。17世紀末の建物で、近世以前の茅葺の農家の典型的な形態です。重要文化財に指定されていて、昭和44年に解体修理を行っています。
茅葺屋根は頻繁に葺き替えが必要であり、この作業は農村の共同体の労働力に依存した人手を要するものであった為、農村の過疎化が進む近年では茅葺屋根の上にトタンなどを張ってしまって葺き替えの手間を省くということも多く、そのような屋根の形態も収録しています(画像2枚目参照)。実際の門西家住宅は見事な茅葺屋根が維持されています。
七森中学校ごらく部部室
富山県にある七森中学校の敷地内にある茅葺屋根の建物です。元々は茶道部部室として使われていたものの、茶道部が廃部になったことで空き家状態となっていた際に、偶然鍵を拾った女子生徒によって不法に占拠され、ごらく部の部室とされました。その活動実態は定かではありません。ちなみに第3期仕様です。
元茶道部部室であったということで躙り口があるなど茶室としての特徴を持ちますが、民家として使ってもさしたる違和感は生じません(画像2枚目参考)。