毛塚研究室では,数理モデル・社会調査データ・統計分析を軸とした,特に合理的選択理論に基づく社会学的研究を行っております.
主に社会における「なぜそうなっているのか」や「本当にそうだろうか」を明らかにしようと試みてきました.たとえば,以下のような問いです.
・なぜ教育にかんする格差は存在・維持されるのか?
・どのようにして恋愛結婚が主流になったのか?
・若年層は本当に「草食化」したのか?
・男女別学はジェンダーバイアスを強めるのか?
・なぜ気候変動は格差を拡大させたのか?
その他,社会におけるさまざまな問いを研究しております.これまでの毛塚の業績は こちら をご確認ください.
また,社会科学のための統計学・数理モデルに関する教育にも力を入れております.
・書籍:『社会科学のための統計学入門:実例からていねいに学ぶ』
・テキスト:『社会科学のための数理モデル入門(仮)』
同時に,noteにて社会学に関する情報発信を行っております.
・映画で学ぶ社会科学
・ゲームで学ぶ社会科学
・社会学を理解する
データ分析,調査設計,社会科学の知見などをお求めの企業の方は,
共同研究(共同研究、共同事業、受託研究、受託事業及び研究開発コンサルティング)の枠組みのご利用をご検討ください.
詳細は九州大学の共同研究に関するHPをご確認ください.
もし,毛塚の研究をご支援いただける場合はぜひご寄付をお願いいたします.
ご寄付についての詳細は,九州大学のこちらのサイト にアクセスしてください.
毛塚個人にご寄付される場合は申込用紙の研究者名欄に「比較社会文化研究院の毛塚和宏へ」とご明記ください.
なお,上記サイトにあります通り,寄付は税法上の優遇措置を受けることができます.
こちらをご確認ください.
なし
学位論文タイトル
修士
「メンヘラ」と自己愛傾向・セルフモニタリングの関連
栄養表示を気にする消費者は誰か:多変量解析による規定要因の解明
学士
SNSと犯罪不安の関連性について:男女差・ソーシャルキャピタルに注目して
学会発表
高桑蘭佳・伊藤智彦, 2022, 「「メンヘラ」と自己愛傾向・セルフモニタリングの関連」第72回数理社会学会, 東京大学,東京,2022年3月.
高桑蘭佳, 2022, 「「メンヘラ」と自撮り行動:Twitterのハッシュタグ分析から」第1回計算社会科学会大会, オンライン,2022年2月.
小林光紗, 2021, 「栄養表示を気にする消費者は誰か:多変量解析による規定要因の解明」第70回数理社会学会, 慶応義塾大学,東京,2021年3月.