もう、路地に入ってしまっていますが、入る前にやるべきことがあります。
多少遠くても迂回路は無いか?大通りから、近所の知り合いの家の前を通るコースは無いか?
他に路地に入ろうとしている人は居ないか?(特に買い物袋を持った人)
車等で迎えに来てくれる家族は居ないか?
タクシー位使っても良いかも?
遠くなっても大通りから迂回出来て、出来るだけ人気のない道を避けるコースが無いか考えます。
また、近所でしょうから、ご近所の知り合いの家もまばらに途中あるコースだといざと言うとき逃げ込めるかもしれません。
買い物後に強盗しようとする人は居ないので、買い物袋を持った人が同じ路地に入ろうとしているのであれば、付いていけば隠れた強盗は襲いにくいです。
でも、女性の場合一番安心なのは男性の家族などのお迎えやタクシーですね。
さて、でももう路地に入っているので、時既に遅しです。
そこで出来る準備は下記の通りです。
携帯電話を握り、会話をしているふりをする。
バックは右側に掛け、右側を歩く。
視線を下目にずらし、周辺視野の確保。(ただし、前も見えるようにしましょう)
イヤホンは外す。
上着は着て、露出を減らしましょう。
携帯電話で話している相手は襲い難いものです。襲った時刻や証言による証拠が電話先の相手に伝わる可能性が高いのですから。
また、自転車やバイクなどの引ったくりは、道路側にバックを持った相手を狙います。
ご自分で視線を下目にしてみるとわかりますが、割と後ろの方までぼんやりと見えるので、誰かが近寄ってくる事が早めにわかります。
もちろん音も重要ですので、イヤホンは外しましょう。
暑いでしょうが、せっかく持っているのなら上着を着て、露出を減らすことで、性犯罪の対象となるリスクは減るかもしれません。
また、手が空きますので、手での対応が咄嗟に取れ少し安心です。
準備としてできるのは先ずはこのくらいです。
次は自宅が近づいて来ました。
自宅周辺はとても犯罪被害が多いとの統計が出ている事は「1.環境的要因」で習いましたね?
では、危機対処への準備方法です。
不審者や人影が家の近くや死角になる部分い居ないか注意。
右手には鍵を事前に出し、鍵先を指の間から出るよう握りしめておく。
携帯は左手に持っておく。
いざと言うときは大きな声出すぞと自分に言い聞かせる。
いざと言うときは逃げるぞと自分に言い聞かせる。
特に誰かとトラブル中であれば、知り合いである程気を付けましょう。
自分が知っている自宅の周りに隠れやすい場所があれば、事前にチェックして置き、死角から遠い場所を歩いて人が居ないかチェックしましょう。
鍵と携帯(スマホ)はいざ襲われた時に一先ず攻撃を加え、逃げる時間を稼げるかも知れません。
不意に襲われると意外に声が出なかったり、走れないものです。心の準備は想像以上に大切です。
さて、以上ですがいかがでしょうか?
全ての事は記憶できないかもしれません。
でも、せめて要点だけを記憶してください。
要点は下記の通り。
出来るだけ人影のないところは歩かないか、迎えを呼ぶ。
自宅近くが危険。
逃げる準備は万全に。
以上です。