はじめに

護身術と聞いて皆様が想像することは、まずは如何にして相手に対抗し、逃げれるか?と言う事だと思います。

確かにそれも護身術ではありますが、その前に考えるべきことがあると私は提案します。

では、その考えるべき事とは何か?

それは『その様なトラブルに巻き込まれる確率や回避できない状況を減らすには?』だと思っています。

その為にトラブルに巻き込まれれたり回避できない要因を以下の様に区分し、それぞれの区分テーマ毎に考えて行きましょう。

1.環境的要因・・・事件が多い時間帯や場所の説明と具体的な注意の仕方

2.心理的要因・・・心理的作用とトラブルを起こし難くする為に知っておくこと

3.状況的要因・・・相手との体力差、社会的な制約等

これらを読むと如何に一般的な護身術の認識と現実とは違うか?がなんとなくわかると思います。

一言でまとめると『護身とは危機管理』なのです。

普段の生活や行動に危機に巻き込まれそうな要素は無いか?

から当サークルでは考えていきます。

うっかり体術を使用すると逆に被害が増えてしまったり。。。

護身グッズがわが身を守る物になるには正しい知識が必要であったり。。。

実は護身術以前に逃げる想定をしていなかったり。。。

色々考え出すと護身に紐づく要素は多すぎて、凄く難しい物の様に思えますが、英語の勉強の様に実践と理解を行っていれば、自然に身に付くものの様な気がします。