育鵬義塾 いくほうぎじゅく の公式ホームページへようこそ この箕面市で開設42周年を記念してこのホームページをご覧になった皆様に御挨拶します。
開設47周年の御挨拶(1) 「公教育と私教育の役割」について
現代の公教育は子どもの「平等」な教育を目標に「才能の平等」という形式的平等が強調され、画一化・等質化された指導の中で子供が持っている無限の個性を限りなく発揮する足かせになっています。 確かにスタートは誰にでも公平かつ平等に与えられなければなりません。しかし、その後はそれぞれの子供の成長・個性に応じた適切な指導と助言を図る配慮が必要でしょう。
かのアルバート・アインシュタイン(1879~1955年)もまた、1894年(15才のとき)、その回想の中で、「私はミュンヘンの学校が、いやでたまりませんでした。厳格な規律と権威主義。教師は軍人のように、むちを振るって、隊列を組ませます。私は逃げ出す方法を探し求め、やっと見つけだしました。つまり、私と懇意だった医者のところに言って、一通の診断書をもらってきたのです。私は、神経衰弱に苦しみ、すぐにも学校を離れる必要があるという内容でした。」 かれのみなららず日本のノーベル賞受賞者たちを見ればこうした回想を見れば、よもや彼らが将来20世紀最大の天才と謳われることになろうとは、誰も夢にも思わなかったことでしよう。
一方、私教育としての塾の側にも偏差値の高さや合格者数を誇りにすることだけを目的として、学力以外にある、他者への配慮、思いやりといった他の価値を一切認めないとする指導がほとんどです。 こういった塾の一面的な指導と教育が、果たして子供の未来に可能性を与えることができるでしょうか。 教育は、いつの時代でも、時代を担う人間を育てたり、また、来るべき社会に順応して生きていける判断力や生活カを備え、また、困難にも耐え、それを乗り越えていく人間の養成をその目的の一つとしてきたのです。
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