ミッション:森林の生物多様性を理解・保全する
森林は地球上で最もバイオマスが多く生物多様性に富んだ生態系です。一般に、長寿命で大きく育つことで適応度を上げてきた樹木が生態系の立体的な構造を作り、そこに多種多様な生物が生存しています。しかしながらこの様な生態系も人為インパクトの影響を受け、生物多様性は危機的な状況にあります。
京都大学大学院農学研究科森林科学専攻森林生物学研究室では、フィールドワークと遺伝解析から得られた情報をもとに、森林生態系における生物多様性の実態を正しく理解し保全することを目標としています。そして、次のような複数のアプローチでこの目標の達成をめざしています。詳細はサブページをご覧下さい。
花粉一粒遺伝子型解析 (Single Pollen Genotyping)
遺伝情報に基づく絶滅危惧種の保全
遺伝情報に基づく森林更新過程の解析
タケ群落の炭素循環