Fieldwork in Japan

Students have the opportunity to do fieldwork in Japan as part of their learning about indigenous rights, migrants and refugees and gender and sexual diversity/equality during the autumn semester pre-departure course /senmon sougo koza. This is also a chance to experience the process visiting an organisation or individual to learn from them, and to reflect on the challenges of doing fieldwork, before going to Sydney.

Some examples of fieldwork in Japan include:

• Visiting Charanke Matsuri, a festival of Ainu and Ryukyuan culture held in Nakano, Tokyo every November

• Visiting a Japanese language support group for Kurdish asylum seekers in Kawaguchi, Saitama

• Talking to staff at Fujimino International Cultural Exchange Center about their support for migrant women

• Visiting the Centre for Gender Studies at ICU (International Christian University)

• Vsiting Ushiku Detention Centre with members of Ushiku no Kai, a group that supports people in detention at the centre

• Talking with Professor Hiroshi Nakagawa at Chiba University about Ainu language issues

• Visiting the Ainu Cultural Center near Tokyo Station

• Attending a Provisional Release Association Japan conference to learn about the situation of asylum seekers in detention and on provisional release


Listed below are the organisations and people that students on the programme have visited/met for their fieldwork research about Japan during the programme:


Indigenous Rights

Ainu Art Project/アイヌアートプロジェクト

北海道在住の若手アイヌ民族による音楽ユニット。アイヌの伝統音楽や楽器と現代音楽や楽器との融合を目指している。代表の結城幸司さんは有名なアイヌ芸術家。

Ainu Cultural Center

アイヌに関する総合的・実践的な研究の推進を行うアイヌ文化振興・研究推進機構(アイヌ文化財団)の東京における拠点。工芸品やアイヌに関する記事等が展示されていて、無料で見ることができたり体験学習にも参加したりできる。

アイヌ感謝祭

毎年秋に行われる首都圏アイヌ民族によるイベント。踊りや唄のパフォーマンスやアイヌ料理やアイヌ語教室が開かれる。毎年ニュージーランドの先住民であるマオリ民族も友情出演している。また。先住民だけでなく、被差別部落関係者や在日韓国人など日本の様々なマイノリティー集団の交流の場ともなっている。

Nibutani Ainu Culture Museum/二風谷アイヌ文化博物館

世界で唯一アイヌ民族が過半数の集落である二風谷にあるアイヌ文化に特化した博物館。

Charanke Matsuri / チャランケ祭

「祭りは天と地を継ぐ 踊りは人と宇宙を継ぐ」をスローガンにアイヌと沖縄人(ウチナーンチュ)の伝統儀式や民族舞踊、民族料理を楽しむことができる

Endangered Languages Summit/日本の危機言語・方言サミット

2014年からはじまり毎年一度行われるユネスコが2009年に認定した日本国内に存在する日本語以外の言語のうち危機的な状況にあると認定された言語が話されている地域において言語継承活動をしている人々が一堂に会するサミット。アイヌ民族からはアイヌ語、琉球民族からは奄美語、国頭語、沖縄語、八重山語、宮古語、与那国語、大和民族からは八丈語の話者が参加する。

学生団体学生+

沖縄県内に存在する数ある本島ー離島問題のうち、15の春で本島へと進学した学生が陥りやすい諸問題を解決すべくサポート活動をしている沖縄県内の各大学の有志学生による学生団体。

HaruKor/ハルコロ

東京新大久保にある北海道を除く日本唯一のアイヌ料理店。関東在住のアイヌ民族のハブ的存在

北海道大学アイヌ遺骨堂

北海道大学が過去に行ったアイヌ民族の墓からの盗掘により持ち出した骨の存在が明るみとなり、裁判にまで八端した結果としてそれらの骨を保管し、慰霊する施設として建設された。

北海道大学アイヌ・先住民研究センター

北海道大学内にありアイヌ民族や世界各地の先住民族の研究が行われている。当施設所属の北原モコットゥナシ教授はアイヌ史上二人目の大学教授であり樺太アイヌである。

Ishigaki City Cultural Association / 石垣市文化協会

Jahana Etsuko/謝花悦子

反米軍基地運動家。平和運動家の阿波根氏の弟子として伊江島の反米軍基地闘争に関わり、現在わびあいの里やヌチドゥタカラの家を拠点に平和運動をしている。

Kaizawa Setsuko/貝澤雪子

日本政府から伝統工芸士に認定されている、アットゥシ織の第一人者。夏には期間限定でアイヌ料理店も経営。

Karimata Shigehisa/狩俣繁久

琉球大学の教授。琉球諸語の伝承運動の中心的存在であり、昨年那覇市で行われた日本の危機言語・方言サミットの開催にあたっても中心的役割を果たした。

Kayano Shigeru Nibutani Ainu Museum/萱野茂二風谷アイヌ博物館

アイヌ史上初の国会議員でアイヌ民族活動家の萱野茂さんのアイヌ民具コレクションを展示する博物館。現館長は息子でアイヌ民族党党首の萱野志朗さん。

Nibutani Ainugo Kyousitu/二風谷アイヌ語教室

二風谷生活館で行われているアイヌ語教室。こどもの部と大人の部があり、大人の部は講師がその言語しか話さない教授法であるテ・アタアランギというマオリ民族の言語復興方を実施して多くの言語学者の注目を受けている。x

Nibutani Dam/二風谷ダム

もともとアイヌ民族にとって神聖な場所であったこの地に日本政府がダム建設を始めたことが発端となり二風谷ダム訴訟がはじまり、これがアイヌ民族が日本の先住民族だと認められることにつながった。

Ryukyu Hougen Kenkyu Club/琉球方言研究クラブ

琉球大学の狩俣ゼミ生を中心として沖縄各地に伝わる独特の言葉を記録・保存する活動を行っているサークル。

Sekine Kenji Ainu Language Teacher, Nibutani, Sapporo/関根健司

Sekine Maki/関根真紀

二風谷を代表するアイヌ工芸家。TV出演も多い。二風谷アイヌ語教室子供の部の講師も務める。母が貝澤雪子さん。夫が関根健司さん。兄の貝澤守さんも二風谷を代表するアイヌ工芸家。

Shimada Akemi/島田あけみさん

神奈川在住のアイヌ民族活動家。アイヌ民族とニュージーランドのマオリ民族の交流プログラムを主催している。また、毎年開かれているアイヌ感謝祭の幹事。

The Ainu Museum/白老ポロトコタン

北海道白老町にあるアイヌ集落を復元した施設。アイヌ文化や歴史を学べる博物館や、刺しゅうや踊りを実演するアイヌ式民家(チセ)がある。また、アイヌ民族の若者にアイヌ文化や歴史を教え、文化継承の担い手を育成する担い手プロジェクトが行われている。

SmiLife/スマイライフ

沖縄国際大学の学生サークル。沖縄の歴史や文化・言語・沖縄戦について学び、県外からきた人にツアーガイドを行っている。

Takara Kurayoshi/高良倉吉

前沖縄県副知事。沖縄史を悲劇の歴史観から琉球王国時代の繁栄などを明らかにし、歴史観を大転換した沖縄史の第一人者。歴史家。著書多数。

Takara Tetsumi/高良鉄美

琉球大学教授。憲法学者。日本国憲法と沖縄の関係が専門。国会傍聴時に脱帽を拒否して有名に。

Taketomi island/竹富島

竹富町憲章を作成し、島民挙げて琉球文化保全に取り組んでいる。八重山語竹富島方言の辞書編纂や伝統儀礼の保存、島の建物を小琉球式建築に限定し、サンゴ敷道路を牛車が通る。

Ui Makiko/宇井眞紀子

アイヌ民族を専門に撮影している写真家。現在全国のアイヌ民族100組を撮影するプロジェクトを行っている。

Yairenka/ヤイレンカ

首都圏に住む若いアイヌ民族の女性たちによる音楽ユニット。リーダーはハルコロのオーナーの宇佐照代さん。


Refugees and Migrants

Asian People’s Friendship Society

外国人住民に対する相談活動や基本的人権擁護のための提言活動、調査・研究活動を実施しているNPO。アジア諸国の料理や文化を紹介するイベントも実施している。

Bridging Heart Center Tokai" /一般社団法人ブリッジハートセンター東海

東海4県で多文化共生事業や医療福祉支援事業などを日本在住の外国人と日本人との理解と協調を目的に実施。多文化共生事業では、日本生まれの外国籍の子供たちに、母国語や母国の文化の指導を行っている。

Fujimino International Cultural Exchange Center / ふじみの国際交流センター(FICEC

外国人の自立支援と多文化共生を目標に活動しているNPO団体。外国籍の子供たちへの教育や日本語支援、生活相談や日本人と外国人の国際交流の場を作るなどの活動を行っている。

Hamamatsu Foundation for International Communication and Exchange / 浜松国際交流協会

浜松市にて、市民レベルでの国際交流及び多文化共生の推進母体として情報提供、相談業務、文化紹介などの講座研修やイベントなど、国際交流の推進と地域の共生社会づくりを目指している公益財団法人。

HELP Asian Women’s Shelter / 女性の家HELP

国籍・在留資格を問わない、女性とその子ども達のための緊急一時保護施設(シェルター)。女性とその子供たちが安全に安心して滞在できるよう、3度の食事とプライバシーが確保できる宿泊の場を提供している。

Japan Association for Refugees / 日本難民支援協会

日本に来た難民が自立した生活を送られるように法的支援・生活支援・定住支援を提供するNPO。難民についての講座やイベントを開いて啓発活動なども行う。 JICAと協力し、国際理解教育セミナーやファシリテーター養成などを実施している。

Kawasaki International Center/川崎市国際交流センター

川崎市内の外国人や市民に情報の提供や市民レベルでの国際交流活動を推進することで、川崎市の一層の国際化を図り、国際相互理解の増進することを目的とする公益財団法人。

Naka International Lounge / なか国際交流ラウンジ

外国人市民に、身近な場で日常生活を中心とする様々な情報を提供する等の支援を通して、日本人市民と外国人市民との共生を図ることを目的に設置された。外国人へのサポートや日本人の国際理解のための講座を開いたり、日本語ボランティアの育成教室やイベントを開いたりして市民への多文化理解に貢献している。

NPO Filipino Nagkaisa

浜松近郊に住むフィリピン人女性が中心となり、同じふるさとを持つ仲間の生活支援や日本語学習支援、フィリピン人の子どもの学習支援などを行っているグループ。オリジナルの日本語の教科書も作成しており、ホームページで閲覧することもできる。

Stand by Me /すたんどばいみー

外国にルーツを持つ青少年を中心に自治的な運営活動を行っている当事者団。外国人が多く集住している県営いちょう団地を活動拠点としている。外国籍の子ども達のニーズに合わせた活動を展開し、学習支援教室や母国語教室を開催している。

Zenkoku Ippan Tokyo General Union / 全国一般東京ぜネラルユニオン

日本で初の外国籍の代表による多民族・多国籍合同労働組合。外国人労働者の地位向上をめざし、裁判、行政機関などにおいて、労働者の声を代弁しながら活動を展開している。

外国人技能実習生問題弁護士連絡会

外国人技能研修生制度、技能実習生制度問題に取り組むために活動している弁護士のネットワーク。ネットワークは35都道府県に及ぶ。


Gender and Sexual Diversity/Equality

Good Aging Yells /グッド・エイジング・エールズ

LGBTなどのセクシュアル・マイノリティの人たちが、自らのセクシュアリティに引け目を感じず、社会の偏見を越え、自分生きる人生を送れる世の中になることと、LGBTとそうでない人との共生を目的としているNPO団体。

Letibee Life / レティビーライフ

LGBTに関するニュースやコラムが掲載されているウェブメディア。記事のタイプごとに分かれて体験談やアドバイスなどが掲載されていて、LGBTだけでなく、ストレートアライにも気になる記事が載っている。