・ 日時 8月31日(土)13:30~17:00(予定)
・ 場所 法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー11階
BT1100番教室(下記会場案内をご参照下さい。)
・ 参加 人数把握のため事前に以下の問い合わせ先までご連絡をお願い致します。
常深浩平: koh.tsunemi◆gmail.com ※◆を@に変えてお送りください
・ プログラム
1)研究発表(口頭発表,質疑含め一人60分,敬称略)
・岩井 優介(東京大学大学院学際情報学府 大学院生)
・菊池 理沙(法政大学大学院人文科学研究科 大学院生)
・他 1名 ※詳細定まり次第ご案内致します
3)懇親会(自由参加)
参加費:研究会は無料 懇親会は実費あるいは会費制
【研究発表】
3件(敬称略,お申込順)※発表順は当日決めさせて頂きます
・岩井 優介(東京大学大学院学際情報学府 大学院生)
要旨:
本研究では、熟達者によって創作されたショートショートを推敲することが、面白いショートショートの創作を促進するかについて調べるために、以下の実験を行なった。48人の大学生・大学院生を4つの群(推敲・熟達者作品群;読解・熟達者作品群;推敲・初心者作品群;読解・初心者作品群)にランダムに割り当て、事前創作課題と事後のショートショート創作課題の間に、上述の4つのタイプの介入を行なった。3人の大学生・大学院生に被験者の文章を評定させ、その結果の統計分析を行なった結果、群間で文章の質の変化量に有意な差はなかった。しかし、質問紙の分析では、初心者作品条件の被験者は「表現の自覚性」(石黒・岡田, 2013)を獲得し、他者の創作プロセスの推測と評価を伴う鑑賞(石黒・岡田, 2017)の頻度を向上させた。
・菊池 理沙(法政大学大学院人文科学研究科 大学院生)
タイトル:メールの好ましさを構成する因子の検討
要旨:
本研究では,社会人と大学生が,メールを読むとき,あるいは,書くときにどのようなメールを「好ましい」と評価するのかを探索的に調査した。調査には,メールを仕事上で使用している社会人97名と大学生184名の計281名が参加した。参加者には,上司や指導教員とメールをやりとりする場面において,提示した項目がメールを読むときに好ましいと感じる基準,あるいは,書くときに気を付けることとしてどの程度当てはまるかを6件法で回答させた。因子分析の結果,読み手における好ましさとして「適切な言語表現」因子と「配慮の実感」因子が,書き手における好ましさとして「丁寧さ」因子と「失礼さ回避」因子が抽出された。また,読み手における好ましさと書き手における好ましさには,中程度の正の相関関係がみられた。よって,好ましさの捉え方が立場によって異なる一方で,どちらの立場においても,好ましいメールとして想定しているものは類似している可能性が示された。
・他 1名
※詳細決まり次第ご案内致します
【会場案内】
法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー11階 BT1100番教室
ボアソナードタワーは,市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
どちらもご利用できますが,青いエレベータの方が便利です。
そのまま直接,11階のBT1100教室までお越しください。
守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
なお,緊急の連絡先は,03-3264-9382(福田由紀研究室直通),
03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html
http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html