A 基礎編
プログラミングをするにあたって,基本となる知識はつぎのものでしょう。
・変数とその扱いかた :「変数」は,プログラミングにおいて最も基礎となる概念です。
・繰り返し : プログラムを実行するとき,繰り返しはよく使います。
・条件判断 : 条件によって処理を変えます。
Cindyscriptにおいては,さらに次の考え方をマスターする必要があります。
・関数 : Cindyscriptは「関数」で処理を行います。他の言語でのサブルーチンのようなものです。
・リスト : リスト処理はCindyscriptでデータを扱うときの基本です。
数値演算や文字列の処理では,Cindyscriptに独特のものもあります。すべてをここで説明するよりも,応用編で実際に使いながら,必要に応じて関数リファレンスを参照してもらうのがよいでしょう。
Cindyscriptの関数の詳しい使い方については,このページの下から関数リファレンス(PDF)をダウンロードして参照してください。
さて,Cindyscriptでプログラミングをするときの約束事をいくつか書いておきましょう。
(1) 組み込み関数名は小文字で書く。
組み込み関数名は大文字・小文字を区別しないのですが,小文字を使うのが暗黙の了解になっています。(絶対ではありません)
(2) 文字列は"(ダブルクォーテーション)でくくる。
ほかのプログラミング言語と同様です。
スクリプトエディタ上では緑で表示されるので区別もしやすいでしょう。
(3) コマンドの区切りには ; (セミコロン)を書く。
コマンド(命令文)は1行ずつ改行しても,1行に複数書いても,どちらでもよいのですが,いずれにしても区切りにセミコロンを書きます。特に,行末のセミコロンは忘れやすいので注意しましょう。