環境保全事業

    環境NPOを標榜するシニア自然大学校は、次世代に素晴らしい自然を引き継ぐために、森林保全、竹林整備、棚田保全、河川や大阪湾の環境調査や種の保存など様々な分野で、研究部や地域組織、サークル等が環境保全事業に取り組んでいます。また、環境保全活動の研究発表会や公開講演会、シンポジウムなども定期的に開催しています。こうした地道な取り組みが認められ、近年、内閣総理大臣賞はじめ関係機関、団体から表彰を受けるなど、私たちの環境保全の取り組みは一定の広がりをみせています。

環境保全活動発表会 

公開講演会 

第4回公開講演会   2019.12.4     NS21ビル 9階

第3回公開講演会    2018.12.5    NS21ビル 9階

第2回公開講演会    2017.12.5     大阪教育大学

第1回公開講演会    2016.12.6    大阪教育大学

2019年度の環境保全活動支援事業

「山を楽しみ、森に親しみ、樹に学ぶ」をモットーに、森林と人間生活のかかわりについて知識を深めるとともに、里山林の再生と保全活動を行っています。

宝塚・西宮等の阪神間を中心とした地域で、観察、研修活動を活かして小学校等における自然環境教育と自然環境の調査、保全活動を行っています。 

京都府立植物園を中心に植物観察や例会、公開講座などを行っているほか、環境保全に関する教育啓発活動の一環として小学校や幼稚園で出前授業を行っています。

グリーンレンジャーMYコーチの会 

摂津市立三宅柳田小学校の4年生から6年生を対象に、植物観察、昆虫観察、水辺の生き物観察、動物観察、野鳥観察、自然工作などを行っています。

大和高原にある中山間地、大和川の源流に近い三谷地区を活動フィールドに、けなげに息づく自生の山野草を守るため、山野草の観察と保全活動を行っています。

菊炭クラブ 

クヌギ放置林をクヌギ里山林に再生する活動に取り組んでいます。クヌギの植樹活動にも取り組んでおり、クヌギの森の拡大をめざしています。

過年度の環境保全活動支援事業

石田梅岩(石門心学の祖)先生の生誕地の休耕田畑と山林を提供いただき、農作業(稲作、野菜づくり)と山林の保全管理に取り組んでいます。

奈良市佐紀町、奈良阪町、法蓮町、法蓮寺町にまたがる約16㌶を拠点に、里地、里山の景観づくりと活用、地域貢献活動、月例研修会、自然教室などを行っています。

淀川自然クラブ

淀川水系をフィールドに自然観察、歴史・文化、ハイキング、工作のほか、自然と生きるこどもクラブ、親子で楽しむ自然教室、枚方こども自然教室を開いています。

地震に伴う津波被害や原発事故、エネルギー問題、温暖化問題、食料問題、ゴミ問題などの環境問題の研鑽と啓発活動に努めると共に社会貢献活動も推進しています。   

森と海の自然科は「森と川と海のつながり」に感動し、自然と人のつながりに学び、ふるさとの「森と川と海との共生」を積極的に考え未来に伝えて行きます。     

大阪府下の水辺でメダカ、カエル、カメ等の水生生物の生息状況を継続的且つ広域的に調査しています。日本めだかトラスト協会から環境奨励賞を受賞しています。 

歴史で名高い生駒山暗峠近くにある棚田の景観を後世に残そうと、地元(西畑町)の人々と一緒に棚田の再生に取り組んでいる自然環境保全ボランティアです。

たかつき竹和の会

高槻市の芥川緑地で竹林整備、竹細工、高槻市原のふれあい広場で竹炭づくりを手がけるほか、子どもたちを対象に竹の工作教室(水鉄砲、竹馬など)を開いています。