おすすめの教材の進め方
教材のタイプは通常教材と試験対策教材に分かれます。
当ページでは通常教材の進め方について説明します。
試験対策用の教材は通常教材とは別にご自身のタイミングで活用して下さい。
よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解することができるレベル。
学習者用に録音された、ゆっくり・はっきりとした話し方であれば内容を理解できる状態を目指します。
わからない単語や文法があれば、しっかり調べた上で音声を聞くことが重要なステージです。その上で、シャドーイングする際は、意味ではなく、音声に集中して再現しようとすることが大切です。音声に追いつくのが難しい最初の段階では、オーバーラッピングやマンブリング(口の中で小声でブツブツつぶやくことで)で「口慣らし」をするのも有効な方法です。
ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できるレベル。
英米ネイティブスピーカーの標準的な発話でゆっくり・はっきりと話された内容を理解できる状態を目指します。
慣れ親しんだ「学習者向け発音」と「ネイティブが実際に話す単語の発音」の違いが感じられるステージです。ネイティブの発音がどのようになっているのかに注意を向け、ネイティブ発音で知覚できる単語を増やしていきましょう。学習の際は、シャドーイングの前にスクリプトと音声が一致する状態を目指しましょう。
仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できるレベル。
ネイティブの自然な話し方で話された内容を理解できる状態を目指します。
自然なネイティブ・スピードについていけることを目指すステージです。自然なネイティブ・スピードの会話では、激しい音の変化が発生し、音源に追いつくこと自体も難しくなっていきます。まずは、確実に音の変化を再現することを意識し、「できるだけ力を入れずにシャドーイングできる状態」を目指します。この状態になったら、徐々に内容にも注意を向けるとより効果的です。
自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できるレベル。
あらゆる話し方で話された内容を理解できる状態を目指します。
あらゆる速度、話し方で話される発話内容を理解することを目指すステージです。ここからは、ぜひご自身の興味関心に合わせて、あらゆるスピーカーの発音をインプットしてみてください。学習方法は今までと大きく変わりませんが、1つの課題の最後には、ぜひ内容を楽しめるようになっていることを目指してトレーニングしてみてください。
各レベル一番上のWPMまで進んだら、次のレベルで一番下のWPMに進みましょう。BeginnerからIntermediateへ進む際は音源の難易度が高くなるのでWPMを下げて取り組むことを推奨しています。
教材によって課題数は異なりますが、4課題終えたらディクテーションテストを受けてみましょう。
Beginner/Intermediate(WPM100~150)には、比較的ゆっくりとした、聞きやすい教材を用意しています。まずはシャドーイングの正しいやり方を意識し、音源に慣れていきましょう。
Beginner/Intermediateは各WPM1教材ずつ終えたら、次のWPMへ進みましょう。シャドーイングに慣れることを意識して、テンポよく進みましょう!
Advanced/Proficient(WPM160~200)では、スピーチやインタビューなど、より実践的な教材を用意しています。
Advanced/Proficientは各WPM3教材ずつ終えたら、次のWPMへ進みましょう。
難易度が高くなってきているので、より多くの教材に触れて、時間をかけてWPMを上げていきましょう!
ビジネスメディア PIVOTにて徹底解説