HARUKA展 紙粘土アート展示

3階ホール

14:00 -17:00

駒林小学校在校時から意欲的に紙粘土アート作品を製作してきた佐々木春樺さんの作品展を開催します。

プロフィール

佐々木 春樺 創作アーティスト

15歳。

心のおもむくままに作った作品たち。紙粘土をこねる。心おどるたくさんの出会いを形にこめて。

2012年7月 第13回こども絵画コンクール幼児0〜4才部門「佳作」

2015年12月 WOWOWドラマ「山のトムさん」に出演。DVDBOXのフォトブックに自作の絵が挿入される。

2017年11月 平成29年港北区小学校児童図画巡回展に選出。

2019年12月 令和元年度港北区読書感想画コンクールの学校代表に選出。

2020年3月 新型コロナウイルス感染拡大に伴う小学校の休校。緊急事態宣言。持て余すほどの自由な時間は手元にあった大量の紙粘土を前に「大きなものを作る!」という挑戦へと向かわせる。

2021年度 MCを務めていたNHK Eテレ「シャキーン!」の番組内で1年掛りで等身大の「はるか像」を制作。

2022年9月 日吉本町西町会いきいき会館にて初の個展を開催。

これまでに東京大学 先端科学技術研究センター「個別最適な学び研究」 中邑研究室 LEARN の第 1 回「LEARN ONE」スカラシップに選出支援を受けるほか、一般社団法人steAm BAND主催 第0回 学びの協奏コンテスト審査員特別奨励賞を受賞。 

作品紹介

THE 金魚 

2020年3月〜4月、一番最初に作った金魚1号。悩みながら一気に作りました。やっぱり金魚は赤がかわいいよね!と、水槽を泳ぐ金魚を思い出しながら。まだまだ粘土の扱い方が難しくて、尾びれが悩みどころでした。 

ミルキーレインボー 

2020年5月末頃、学校が再開する少し前から作り始めた金魚3号。大きな頭が特徴的なこの子は、虹をまとったような色合い。マーブル模様の頭の粒はひとつひとつ違う色合わせ。細部にこだわったこと、学校が始まり時間がなかなか取れず、夏休みの終わりまで掛かって完成させました。全身ぐるっとよく見てね。 

干支

干支シリーズは年賀状用に2020年末頃から制作、2021年の丑、2022年の寅、2023年の卯。こちらは寅!辰はまだ出来ていませんが、いつか十二支を並べて展示したいと思っています。 

佐々木 春樺さんより

はじめまして!佐々木春樺15歳、中学3年生です。

小さな頃から粘土が大好き。どんな形にでもかわる粘土。粘土があれば、なんだって作れる!そう思っていました。

はじめは小さな物ばかり作っていましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、学校が休校になった時、私の粘土制作は大きく変わりました。

友達にも会えない、学校へも行けない、習い事も全部ストップしてしまった時、私にあったのはたくさんの時間と大量の紙粘土でした。みなさんも良く知っている通り、紙粘土はすぐに乾いて固まってしまいます。それまでは、時間がなくて大きなものを作ることはしていませんでしたが、神様からのプレゼントだと思える程の自由な時間に、私は大きな紙粘土作品を作ってみようと思いました。大好きな金魚を作る!最初からそう決めていました。

最初は作り方もわからなかった中、試行錯誤して出来上がった金魚1号。そして、2号、3号と続きました。そのあとは1年を掛けて、私と同じ大きさの「はるか像」を作りました。作っていくうちに大きくなって、像の背中についた翼は全長3メートルを超えてしまいました。

今回の展示に「はるか像」はありませんが、小学5、6年生の時に作った金魚、6年生の時に作りはじめて、はるか像の制作中は保留されていた金魚や、中学生になってから作った金魚なと、金魚を中心にした作品を展示しています。是非、見に来てください。会場でお待ちしています!