7月は長かった1学期の疲れを癒しつつ、計画的に学習を進める大切な期間になります。
特に夏休みは普段できないことに挑戦したり、自分のペースでじっくり考えたりする絶好の機会です。自分の興味あるものに打ち込んで、一回りも二回りも成長して2学期を迎えたいですね。
今日は、厚木市、愛川町、清川村の17校の中学校から5名の生徒リーダーが参加する「生徒リーダー養成会」が行われました。これは、他校生徒と交流をしながら生徒会活動のよりよいあり方を学び、その成果を自校の学校生活や生徒会活動に役立たせることを目的とした会です。
情報交換をしていく中で各校の課題にについて話したり、また事前に設定されたテーマに基づいた話し合いが行われ、大変有意義な時間となりました。ここでの学びを学校へ持ち帰り、生徒の活動に活かしてほしいと思います。
夏休みに入り、緑中学校ではサマーセミナーを実施しています。これは、家ではなかなか集中しない生徒や先生に質問をしたい生徒を対象とした自主学習の時間です。初日の今日も多くの生徒が参加しました。教え合いをしている姿や黙々を取り組む姿があり、教室は良いエネルギーにあふれていました。
毎年恒例のダンス発表会を今年も開催しました。これは、体育の授業の「ダンス」の単元の中で、学んできたことを発表する場となります。1~3年生の学年別でグループやソロ、また学年全員で踊りました。助っ人として教員が参加するスタイルの学年もあり、それぞれの学年カラーがあり鑑賞している側も楽しんで観ることができました。多くの保護者の方にもみていただくことができて、生徒たちも喜んでいました。
今年度の芸術鑑賞会は、神奈川県警警察音楽隊による素晴らしい演奏を聴きました。「この曲知っている!!」とみんなが知っている曲が流れ、心が躍るような時間であっという間に時間となってしまいました。芸術鑑賞会の前には、安心・安全な夏休みを迎えるために、犯罪被害防止教室と交通安全教室も開かれ、中学生がきをつけるべきことについて、わかりやすくお話をしていただきました。
3年生の授業をのぞいてみると、平和について考える道徳の授業をおこなっていました。題して『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前と戦後』です。
戦争当時の白黒の写真と、それをカラー化した写真を見て、よりリアルに戦争について感じたところで、生徒たち自身が考えた議論してみたい問いである『平和につながるのは自由か?公平か?』についてグループでディスカッションしました。
グループでのディスカッションはEquityMapを使って、会話の流れを入力し、公平性を可視化していきます。発言がかたよっているときには、進行役に助言をするシステムです。様子を見ていると、担任の先生は、出てきた意見を黙々と板書し、進行役の生徒がどんどん話を進め、活発に意見を出し合っていました。終わってMapを見てみると、バランスのとれた話し合いができていたことがわかります。
世の中には、いろいろな価値観があるために、はっきりとした答えがない、正解のない問題がたくさんあります。今日の道徳の授業も考え方はひとつではなく、その考えをみんなで共有することで、より個の考えが深まっているようでした。