Cameron Nowzari先生によるセミナーをおこないました。セミナー後には参加者全員で出前寿司を食べて,午後からは研究のディスカッションをおこないました。研究の興味も近いので,これからもコラボレーションを続けていきたいですね。
Nowzari先生は過去には何度も来日しており色々と日本の経験はあるようでした。そんなNowzari先生も満足できる日本の紹介のため,ここ10年の新しい施設やオススメのお店(料理)に関する情報交換をおこないました。候補に上がったのは,渋谷スカイ,あげづき(とんかつ),もみじ(広島風お好み焼き),侍(横浜家系ラーメン),Suage(スープカレー)でした。
イベント盛りだくさんの9月に向けて有志でたこパ&ピザパをしました。初の試みとして,OGOBにも声がけしたところ仕事終わりで数名駆けつけてくれました。今回のお酒 BREAD & Butter シャルドネ は名前の通りバターのようなクリーミーさが特徴でした。
全国の制御理論に関わる学生や先生、社員さん方が集い、発表を行ないました。今回の会場地は広島駅からバスで1時間半ほどの離島にある県民の浜。小高い丘と瀬戸内海を望むことのできる風光明媚な場所です。私も駆け出しの研究内容について発表を行ないました。私の初の試みとして、A4プリントを数ページ用意し、それぞれ貼り付けることで発表としました。この形式は特に制御理論分野では多いですね。発表では制御理論から自然言語処理まで、様々なトピックについて意見交換ができました。いつかどなたかとコラボレーションできてもいいですね。理論合宿の会場は、毎年関係者の中から選出される「世話係」の活動地の近くで選ばれます。こんないい場所をよく見つけられるものですね。我々も神奈川辺りにいい場所がないか探しておこうと思いました。
BBQ会場及び学生の泊まる場所となったコテージは、発表を行なったセミナールームから徒歩5分ほど、草むらをかき分けて丘を登った上にあります。BBQでも先生の方々などと交流することができました。BBQでは特に虫対策が大変でしたね。辺りには明かりがない(曇りだったけれど空に浮かぶ雲も夜になると真っ黒になる)ので、我々のコテージをめがけて集まってきてしまいました。
軽井沢の旧軽井沢銀座、ハルニレテラス、旧碓氷峠へ訪問し、北軽井沢のスイートグラスにてバーベキューを行ないました。合宿を企画してくれた合宿係さん、ありがとうございました。
👀全員見つけられる?
OGさんの新居にご招待頂いて、小規模なOGOB会をおこないました。料理好きのOBさんがヴィシソワーズやパテドカンパーニュを用意してくれたり、ポキやタルタルを作ってくれたりと豪華な前菜から会が始まります。燻製するための準備を終えたら、庭でBBQを楽しみました。お酒好きが集まったこともあり、宇宙ビール(Angel, Jupiter, Nothingness)や熊本の希少な日本酒 Ubusuna などいろいろ登場しています。特にAngelは美味しかったです。井上研御用達(自称)のデコラシオンのシュークリームも堪能しました。
子育て中のOGOBも増えてきて、みんなでワイワイ楽しく過ごせました。
9/25の発表会に向けて発表練習をおこないました。発表タイトルは以下のとおりです。
入江:機械学習の援用による車線変更問題の高速解法
沖田:混雑度を考慮したA*アルゴリズムによるマルチエージェント経路計画
佐久間:物理・人の異種センサフュージョンによる状態推定の高解像度化
箕浦:渋滞抑制のための言語ナッジ
森田:運転ドライバーのスキル向上のための力覚ナッジ
昨年に続いて,今年もYANS@浜松に参加してきました。自然言語処理(NLP)という井上自身の専門からは大きく異なる分野ですが,初学者や外部にも開いた優しい雰囲気の運営をして下さり,楽しくとても有意義な会となっています。昨年は井上&宮岡だけでしたが,今年は研究室として規模を拡大して,井上,宮岡(M2),三好(M1),箕浦(B4)の4名で乗り込んでいます。
研究室からの発表は3件です。いずれの発表も共同研究の成果で共著者の方々から大きなサポートを頂いています。心より感謝致します。
[S2-P17] Human as a Sensor: 人を通して物理世界を測る
三好 優輝 (慶應大), 井上 正樹 (慶應大), 藤本 悠介 (阪大)
[S3-P08] Language-based Nudge: 言葉で人は動くのか?
箕浦 文賀 (慶應大), 井上 正樹 (慶應大), 大社 綾乃 (東大)
[S5-P47] ユーザからのチャットに駆動されるカジュアルなネットワーク運営
宮岡 佑弥 (慶應大), 井上 正樹 (慶應大), 浦田 賢吾 (NTT), 原田 薫明 (NTT)
いずれもNLP分野からみると応用の研究で,AI技術を物理にどう展開するのかという Physical AI,もしくは 人と機械を繋ぐ Human-Computer Interaction (HCI)のテーマになります。もちろん研究室の基盤理論である制御や最適化も裏では活用しています。本当に多くの方に聴講・ディスカッションに来て頂きました。誠にありがとうございました。NLP分野の大学から企業まで新たな共同研究もお待ちしています^^
せっかくの浜松ということで,うなぎ(麟,倉治郎),ハンバーグ(さわやか),餃子(石松餃子)と美味しいものも色々と頂きました。
学会の晩餐会。浜松飯がたくさん!
餃子 / 石松餃子←もやし乗せの発祥らしい
M2の石田がオーストリアのウィーンで開催された国際会議 2025 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics (SMC)にて成果発表してきました。
R. Ishida, M. Inoue, S. Ishihara, and H. Obara, An assistance control system for safe and flexible operation toward operator upskilling, 2025
こちら昨年度から開始した日立製作所との共同研究の成果になります。発表会場は入口から少し離れたところでしたが,20名ぐらいの方がディスカッションに来て下さいました。ありがとうございました。
オーストリアらしく雰囲気のある学会でした。華やかなウィーン市庁舎で開催された Welcome Recepction では共同研究者から初めての方まで広く交流できました。また,休み時間には日本でもおなじみの Demel でおやつを食べたり,Schnitzel Oneでウィーナーシュニッツェルを食べたり,王室御用達のカフェ Gerstner でゆっくりケーキを食べたりとウィーンの雰囲気も楽しめました。少し会場から歩けば,ボルツマンやシュレディンガーなど物理学の偉人を数多くかかえるドイツ語圏最古の大学であるウィーン大学もあります。最終日はドナウ川の夕日をみながら帰りました。