単元名「動物のからだのはたらき」

課題 : 血液は体の中をどのように流れて、養分や酸素等を運んでいるのかを調べてまとめる。

「学習の流れ」

1. 前時の復習 : 前の時間までに学習したことを先生と一緒にふり返る。
2. 課題の確認 : classroomで今日の課題を確認する。
3. 情報の収集 : 教科書P38～P40の図や文章、QRコードなどから課題を解決するために必要な情報を集める。

4. 整理・分析 : 集めてきた情報を整理して、説明する順序を整える。

5. まとめ・表現 : Googleスライドに課題に対する説明をまとめる。

6. ふり返り : 今日の自分の学習の仕方はどうだったか。

【授業を行ってみての感想】

・教科書にある情報から必要な物を集め、血液の動きや働きを説明するという授業内容だが、子ども達は大苦戦していた。傾向は主に３つに分けられる。
「説明がほぼ教科書のコピペの子」
「不必要もしくは的外れな情報を集めている子」
「ほぼネット情報のコピペの子」

後日、教科書の情報をもとに説明文の書き方を示すと「こんなにシンプルでいいんだ」という声がもれていた。
classroomに書かれている課題の文章の読み取りが不十分だと、子ども達が迷走することがわかった。そのため、課題の確認までは教師とじっくり行う必要性を感じた。

《学習課題》
「長篠の戦いがあったころの世の中は、どのような様子だったのか調べよう。」

【視点】※スライドを確認する。

【評価】

S：Aができて、さらに他者の考えを取り入れて説明することができる。
A：Bができて、さらに自分の考えを書くことができる。

B：「学習課題」に対する自分の答えをまとめることができる。

《１時間の流れ》

◆課題の設定(class room)

①めあて(学習課題)をたてるclass roomコメント

◆情報の収集(教科書・スライド(個人))

②教科書の本文を微音読してキーワードに線を引いたり、本文と資料を線でつなげる
③ジャムボードの付箋紙にキーワードや資料をできるだけ多く書き込む。
◆整理・分析(スライド・ディスカッション(個人・ペア))
④集めたキーワードや情報をまとめる
(仲間分け・順番に並べる・関係づけてつなげる・自分の考えや思いを書き込むなど)
◆まとめ・表現(スライド・ディスカッション
(個人・グループ))

⑤調べたことを言葉にまとめて、友達に伝える。
◆ふり返り・改善(スプレッドシート(個人))
⑥今日できたことやできなかったこと、次の時間から変えたい（直したい）ことや取り組みたいことをふり返りに書く。

［学習のはじまり］

①スプレッドシートにスライドのURLを貼り付ける。
②毎時間、授業はじめに今日の学習のめあてをクラスルーム（課題）のコメントに記入す

【スライド】

◯学習計画に沿って学習をすすめましょう。
◯わからないときや困ったときは、友達や先生に質問、相談しましょう。

単元名：Dream World Tour

【学習課題】
「夢のワールドツアーガイドブックをつくろう」
[課題の設定]
①めあて（学習課題）をたてる　　

[情報の収集]
②教科書の国の紹介を見て、イメージを広げる。
③教科書・インターネットを活用して情報を集める。
[整理・分析]
④スライドに自分がおすすめしたい国の紹介文をかく。
1. I want to talk about 〇〇.
私は〇〇の国について話します。
2. You can （see，eat，buy，enjoy，try）〇〇.
あなたは〇〇を〜ことができる。

(見る，食べる，買う，楽しむ，訪れる，試す)
3.It's 〇〇．（amazing，exciting，delicious，cuteなど)
それは〇〇だ。

[まとめ・表現]
⑤スライドにまとめたことを、相手に伝える練習をする。　

[ふり返り]
⑥できたことやできなかったこと、次に取り組みたいことを書く。 

単元名「『鳥獣戯画』を読む」

スライドに毎時の課題と学習の手引きを示し、ふり返りシートにURLを貼り付けてそこから他者参照ができるようにした。

単元を通して前時や次時の課題とのつながりがわかり、学習の記録としてあとから見返したときも見やすい。 

単元名「電気と私たちのくらし」

課題：手回し発電機を使って、疑問に思ったことをもとに問題を作る。

学習の流れ

１.課題の確認 : classroomで今日の課題を確認する。

２.情報の収集 : 手回し発電機を使って、疑問に思ったことをスプレッドシートに記入する。

３.整理・分析 : 子ども達が記入した疑問を見比べ、共通したキーワードを見つける。

４.まとめ・表現：共通したキーワードをもとに学級の問題を作る。

【成果】

・学級全員の疑問をもとに、学習問題を作ることができた。

【課題】

・個人で問題を作成する段階でつまづいている児童が数名いた。ヒントとなる言葉をclassroomに書いておいたが、活用することが難しかったようだ。

・与えられた問題を解くことには慣れているが、自分たちで問題を発見し、言葉に表すことに慣れていない実態がある。 

単元名「ミシンでソーイング」

課題 : エプロンをつくろう。

学習の流れ

１.課題確認 : クラスルームで課題を確認する。

２.情報収集 : これまでに習った裁縫技能を確認する。

３.整理分析 : 基本的な手縫いの技ができているかを確認し、できないものは動画を見たり、先生や友達に聞いて復習をしてから再挑戦する。

４.まとめ・表現　 

いろいろな音の響きを味わおう

課　題「ラバーズコンチェルト」
パートの役割や楽器の音色の特徴を生かして合奏しよう♪

ゴール
S：Aを満たし、最後まで演奏することができる。
A：Bを満たし、2段目（半分）まで演奏することができる。
B：パートにふさわしい楽器・演奏法で演奏することができ、1段目まで演奏することができる。

流　れ
(１)授業の流れを確認 (５分)
・リコーダー(主な旋律を演奏)
・楽譜、記号確認
(２)＜課題の設定＞ (５分)
・「課題」と「ゴール」の確認(スプレッドシート)
・練習場所の確認
(３)＜情報・収集＞ (５分)
・自分のパートの旋律を確認(クラスルーム)

・P19のQRコードから「ラバーズコンチェルト」の模範唱をきく
・演奏音源・動画で確認(クラスルーム　スプレッドシート)
(4)＜整理・分析＞ (1５分)
・演奏音源・動画をききながら、見ながら練習しゴールを満たしているか確認

(クラスルーム　スプレッドシート)
(5)＜まとめ・表現＞ (10分)
・みんなで演奏
・学習進捗状況・ふり返りをまとめる(スプレッドシート)

チャットやクラスルームで教室に掲示してあるが寄らないと見えにくい掲示物や一週間の学習計画を児童にも保存させて、先を見据えて取り組めるようにした。 

《学習課題》
「戦争はどのようにして、終わったのでしょうか」

【視点】
「終戦の日」の式典にはどのような願いが込められているのかな。
【評価】
S：Aができて、 さらに他者の考えを取り入れて、スプレッドシート（ふり返り）まとめることができる。 
A：Bができて、さらに自分の考えを含め、スプレッドシート（ふり返り）まとめることができる。
B：「学習課題」について、教科書から情報を読み取り、Figmaにまとめることができる。
【授業の流れ】
◆課題の設定
①めあて(学習課題)をたてる
スプレッドシート(個人)
◆情報の収集
教科書・Figma
②教科書の本文を読んで、キーワードに赤ペンで線を引き、本文と資料を線でつなげる。
③スライドの付箋紙にキーワードや資料をできるだけ多く書き込む。
◆整理・分析
Figma
④集めたキーワードや情報をまとめる
(仲間分け・順番に並べる・関係づけてつなげる・自分の考えや思いを書き込むなど)
◆まとめ・表現
Figma
⑤調べたことを言葉にまとめて、自分の言葉で友達に伝える。考えを広げよう！
◆ふり返り・改善
スプレッドシート(個人)
⑥今日できたことやできなかったこと、次の時間に取り組みたいことをふり返りに書く。