研究

現在実施中の研究課題

研究課題名> 自傷・自殺未遂による夜間週末の受診と精神科コンサルトの関係性の検証

<研究者名> 湯本 哲也

所属機関名> 岡山大学病院 高度救命救急センター

研究概要>

救急外来で精神科的評価や治療介入を実施することにより、自傷・自殺未遂による再受診率や自殺が減少するとの報告がある。しかしながら、過去の研究では自傷・自殺未遂で救急外来を受診した患者のうち、精神科へのコンサルトが行われた例は4分の1に留まるとされる。自殺未遂患者の再受診や自殺を予防するために重要な介入となる精神科へのコンサルトが、受診の時間帯や曜日によって異なるかを明らかにする。

データ利用承認日> 2024年3月21日

公表について>    学会:日本臨床救急医学会あるいは日本救急医学会  論文:未定

ステータス> 研究実施中

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研究成果(論文・学会発表など)

論文

■ 2023年10月 日本臨床救急医学会雑誌 第26巻第5号 救急医療機関における自傷・自殺未遂レジストリを用いた臨床研究」(小林 諭史、隅 浩紀、福田 吉治、秋枝 一基、三宅 康史

■ 2023年月 救急医学 第47巻第8月号「自殺対策・自殺未遂者対応 自殺未遂患者と向き合う 自傷・自殺未遂レジストリ(JA-RSA)救命救急センターでの登録開始と展望」(小林諭史)

■ 2023年月 臨床精神医学第52巻第1号「(日本版)自傷・自殺未遂レジストリの構築大内 衆衛

学会発表

■ 2023月 第31回日本精神科救急学会学術総会「自傷・自殺未遂レジストリ(JA-RSA)全国の救命救急センターでの実施について」小林諭史、隅浩紀福田吉治秋枝一基大内衆衛三宅康史

■ 2023年7月 第26回日本臨床救急医学会学術集会「救急医療における自傷・自殺未遂レジストリ:プロトタイプの構築と運用」(隅 浩紀)

■ 2022年5月 第25回日本臨床救急医学会学術集会「日本版『自傷・自殺未遂レジストリ』構築と救命救急センターでの実施に向けた展望」(小林 諭史、隅 浩紀、秋枝 一基、山下 智幸、三宅 康史)