何かを生み出すための技術や方法を蓄積するエリア
⇒エリア認定クエスト(RANK:★★★)
※CHARGEエリアの4つの棚につき、それぞれひとつ以上のクエストを達成した者にのみ挑戦資格が与えられる上級クエスト
いま「コミュニティ」のあり方が見直されている。元来、村落共同体は同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている社会だったが、近代以降は生活形態の多様化によって、暮らす場所と働く場所が分離し、子育ての環境も劇的に変化してきた。特に日本では少子化と高齢化と核家族化が進み、個々が暮らしのリスクに備える風潮が強くなっていく。この時代をどのように生きていくのか。このインデックスでは、人々が「集い暮らす」とはどういうことかを、多様な視点から考える。
いつの時代も人々のクリエイティビティが生活を進化させてきた。このインデックスでは、人が「道具」を手にして、あらゆる技能・技術を練磨し、開発してきた歴史を追いかける。エンジニアリングの原型には、手のくぼみがスプーンになったような身体の延長や、道具で大型動物を倒すような身体能力の拡張があった。古代に簡易な道具や工作機械によって創意工夫されてきたものが、職人によるエキスパート化と産業革命による大規模工場化を経て、「工学」として確立されていく。
このインデックスでは、商い・商売・ビジネスの古今東西をめぐる。売り買いの営みの中で生まれた帳簿の原型から、現在主流の複式簿記、銀行業の普及、株式会社の誕生などを探っていく。古今東西の商人の歴史から経営論・組織論まで、伝統の老舗から新進のベンチャー企業まで、サプライチェーンの川上から川下まで、小売り店から大型デパートまで、メーカーから商社まで、あらゆる角度から「商売」の秘密を解明する。さらにコーポレート・ガバナンスやリスク・マネジメントなど、経営の実践知も学ぶ。
古来、人々は「学び」の場のあり方を探求してきた。このインデックスでは、古今東西の教育学を概観しながら、古代から唱えられてきた「善き教育」の探究者たちを追いかけ、プラトン、ルソー、シュタイナー、篠原助市、吉田熊次、河合隼雄などの教育論をめぐる。近代化以降の学校教育や幼児教育、社会人のための生涯教育にも目を向けていく。学習の大きな要素を占める「読書」の歴史もこのインデックスで深めていく。