散乱ポテンシャルの設定について
3D-AIR-IMAGE 1.4.15以降に散乱ポテンシャルを設定できる機能が追加されました。
TMSPの散乱ポテンシャルの作成方法について
3D-AIR-IMAGE 1.4.15以降で散乱ポテンシャルを設定できる機能が追加されました。
●ポテンシャルの選択について
○今までと同様の場合は
In-house Xa method for all elements
を選択してください。
○Xa mehtod for elements up to Ba
はBa元素までのXaポテンシャルです。
○Thomas-Fermi potential
Thomas-Fermiポテンシャルです。近似としては精度が劣ります。
●3D-AIR-IMAGE 1.4.15以降で散乱ポテンシャルの外部ファイルによる設定が可能になりました。次の手順で設定します。
●サンプルのポテンシャルの作成について
ポテンシャルのデータフォーマットは、xmlベースの記述方法になります。
そのサンプルファイルを作成するには、TMSPを起動し
Calculate Potential
ボタンを押します。
Potentialの項目でNumeric Xa Potentialを選び、
Calculate or Load potentialボタンを押します。
Cu原子のポテンシャルが表示されるので、
右のリストから、Cu原子をマウスで選択し、
ボタンを押してください。
ファイル名を
Cu.xml_pot
として保存してください。
このxmlファイルを確認すると、ポテンシャルのデータの作成の仕方が分かります。
●ポテンシャルファイルの名前について
作成するポテンシャルのファイル名は
[元素名].xml_pot
としてください。この命名則に従い、必要なポテンシャルを検索します。
●ポテンシャルファイルの格納フォルダーについて
ポテンシャルの格納フォルダーは、
tmsp62.exe
と同じフォルダにtmsp_potentialのフォルダーがあります。
この下に、[独自ポテンシャルセットのフォルダー]を作ってください。
そのフォルダーの中に、Cu.xml_pot, Bi.xml_potなどのポテンシャルファイルを格納してください。
●GUIによるポテンシャルファイルの設定について
Calculagte Potentialダイアログで、
Potential Folder のラジオボタンを選択すると、ディレクトリ選択が出てきますので、[独自ポテンシャルセットのフォルダー]を指定してください。
そのときに、対応するポテンシャルファイルがある場合のみデータが読み込まれます。
●コマンドラインによるポテンシャルファイルの指定について
-PTD [独自ポテンシャルセットのフォルダー]
とすると、ポテンシャルが指定できますが、
対応するポテンシャルファイルが存在しないと、
計算が止まります。必要なポテンシャルを全て用意してください。
PythonのTmTMSP.pyのプログラムを読み込み実行すると、テストコードが走ります。TmTMSP.pyはライブラリとして使用できます。使用するにはコードを確認してください。
●ポテンシャルデータの作成要件について
散乱ポテンシャルは半径方向は自然対数で等間隔のステップが必要です。
保存したサンプルポテンシャルのフォーマットに従って、その間隔でポテンシャルを生成してください。
散乱ポテンシャルはマフィンティンポテンシャルとして指定します。マティンティンの縁の値はゼロであることが必要です。