リハビリテーション科学部

作業療法学科

作業療法士

多様な作業活動を通して、障がいのある方の心身の回復と自立を支援。精神科医療、対象者の社会復帰支援、子どもの発達支援など、幅広い領域に携わる専門職です。

主な仕事内容

食事や入浴、余暇やアルバイトなど、その人の日常生活に関わる諸活動全てを「作業」と呼びます。けがや病気、生まれながらに障害があることによって、それらを行うことが難しくなっている人を対象に、身体機能だけでなく心の回復や維持の手段として作業を用いるなどして、作業療法士がその人に合ったリハビリテーションのプログラムを作成し、「その人らしい」生活の獲得を支援します。病院が主な活躍の場ですが、福祉や教育分野など幅広い活躍が期待されています。

資格について

文部科学大臣または厚生労働省が指定した養成施設で3年以上学ぶ必要があります。作業療法士の養成課程では、基礎分野・専門基礎分野・専門分野と多岐にわたる知識を身につけるほか、総単位数が101単位、3,150時間以上の講義・実習などが必須とされています。その後、毎年2月に行われる作業療法士国家試験に合格することで、作業療法士として働くことができるようになります。

音楽療法士(2種)

【全国音楽療法士養成協議会認定資格】

音楽の力を活用して子どもの発達促進、高齢者の認知症予防、動作や発語が困難な患者さんのリハビリテーションなどを行う専門職です。※コース選択制

国家試験DATA

7年連続で、全国平均を上回る新卒合格率を維持。

2023年2月、第58回作業療法士国家試験が行われました。本学からは新卒者34名が受験し、合格者は32名。合格率は94.1%となりました。また、卒業生総数264名の98.5%にあたる260名が作業療法士免許を取得しています。