リハビリテーション科学部

理学療法学科

理学療法士

身体に障がいのある人や障がいの発生が予測される人に対し、運動療法や物理療法を用いて基本動作能力の回復、維持を援助するリハビリテーション専門職です。

主な仕事内容

医師の指示のもと、運動や動作指導、温熱、電気などを用いた治療法で生活上の基本的動作能力の回復・維持をはかります。脳卒中などの中枢神経疾患や加齢による体力低下だけではなく、スポーツによる傷害、生活習慣病の予防などにも携わるリハビリテーション専門職です。

資格について

理学療法士になるには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上学び、国家試験の受験資格を得る必要があります。その後、毎年2月に行われる理学療法士国家試験で筆記試験を受けます。筆記試験は一般問題と実地問題に分かれており、それぞれ運動学・病理学概論・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要・理学療法について出題されるほか、一般問題では解剖学・生理学の知識も問われます。

国家試験DATA

毎年高水準を維持している新卒合格率。

2023年2月、第58回理学療法士国家試験が行われました。本学からは新卒者83名が受験し、合格者100%を達成しました。また、卒業生554名の99.5%にあたる551名が理学療法士免許を取得しています。