学校祭オリエンテーションの様子
幕別分校の学校行事には、『星華祭(学校祭)』や『冬のスポーツ祭』、『パークゴルフ授業』があります。行事によっては、3つの委員会に分かれた生徒会活動で生徒が主体となって企画・運営をしています。また、ゴミ拾いや啓発運動などのボランティア活動にも参加しています。
魅力発信シートによる具体的内容の検討
①学校祭の魅力発信
幕別分校のメインイベントである学校祭に来ていただくために保護者や卒業生のみならず、地域の方にも案内し、学校祭を通じて幕別分校の魅力を発信していきます。ポスター掲示やSNS等を作成して、校外へPRをしていきます。
生徒が中心となり、学校祭など多くの行事・イベントを実施しています
自主的に生徒が行事に参加しています
学校祭の内容をはじめ、テーマやテーマソングなど生徒会執行部が中心となって決めています。学校行事は生徒が主体的に活動できるように指導しています。
②社会貢献活動への参加
生徒が中心となってボランティア活動に取り組み、幕別分校の名前を多くの方に知っていただく機会をつくります。ゴミ拾いなど社会貢献活動に参加し、地域のための活動を実施していきます。
社会貢献活動への積極的参加
リングプル回収事業への参加
ボランティア活動の実施
生徒会が中心となって、ゴミ拾いなどのボランティア活動を実施しています。
①学校行事【星華祭(学校祭)】についての具体的な取り組み
生徒が作成した学校祭案内のポスターを各施設に周って、貼らせていただきました!
学校祭のPRムービーを作成して、分校公式YouTubeに掲載していきます。学校祭終了後にもダイジェスト動画をアップしていきます。
生徒からの提案で、生徒会執行部が中心となって、練習や準備などの様子をTwitterにアップしていきます!
②社会貢献活動の具体的な取り組み
生徒会を中心とした、フードバレーとかちマラソンへのボランティア参加の検討
『十勝のイベントに生徒中心に参加し、ゴミ拾いなどに取り組む。フードバレーマラソンでは給水係やゴミ拾いなどの社会貢献活動を行えるよう計画を立てる』
研究成果
①学校祭の魅力発信
(1)生徒会によるTwitter発信
生徒会が中心となって学校祭に関するTwitter を定期的に発信しました。Twitterを発信することで、生徒達も自分たちで学校祭を作り上げようとする意識が芽生えました。Twitterの写真や内容なども生徒自身が考えさせることで、自分事として学校祭を捉えるようになりました。
生徒会執行部が中心となって、学校祭に関する内容のTwitterを発信しました。発信者は輪番制で、文章や画像なども自分たちで考えました。多くの方にこの学校祭Twitterを見ていただくことができました。
(2)生徒による学校祭ポスター掲示
広報活動として、生徒会執行部が作成した学校祭ポスターを持って、近隣の施設に赴き、掲示を依頼しました。また、町内会でもポスターの回覧をしていただきました。一般公開当日には、近隣の方や小学生も来てくれました。御協力いただいた皆様(幕別町役場、町内会長様、幕別小学校、幕別中学校、幕別駅、幕別中央保育所、セイコーマート幕別本町店)、ありがとうございました。
iPadを活用して、オリジナルのポスターを作成しました。
生徒会執行部がグループに分かれて、掲示依頼をしました。
(3)YouTube 動画作成
学校祭に関するYouTube を作成し、星華祭の日程や内容、当日の様子について事前に周知しました。
学校祭の魅力を地域の方々にPRするために、学行事研究チームで分校公式YouTubeに学校祭動画を公開しました。PR動画は公開から多くの方に視聴いただきました。
9月末現在で動画の再生回数が350回以上を超え、高評価ボタンを押していただいた方も9件となりました。この動画をきっかけにチャンネル登録していただいた方が3件いました。ありがとうございました。
YouTube学校祭ダイジェスト動画
学校祭終了後にダイジェスト動画を作成し、盛り上がりの様子を発信!
星華祭ダイジェスト①準備編~生徒会企画~
星華祭ダイジェスト③2日目~模擬店、縁日~
星華祭ダイジェスト②1日目~有志企画~
星華祭ダイジェスト④2日目~ステージ発表~
ダイジェスト動画4本の視聴回数合計が1100回を超えています。多くの方に視聴頂きました。30件近い高評価をいただきました。ありがとうございました。
~学校祭終了後アンケート結果より~
参加者の多くの方が学校祭に満足されたとアンケート結果からわかりました。7割近くの参加者が大変満足・満足と回答いただきました。
学校祭では7割以上の方が主体的に学校祭に参加していたとのアンケート結果がありました。特に模擬店や縁日などの活動では、実際にお客さんに接客する機会が多くあり、生徒にとっても良い経験となりました。
②社会貢献活動の実施
検討時期が募集〆切と近かったため、実現はできませんでしたが、次年度以降に向けて、検討していきます。
研究課題
学校行事における課題
(1)地域とのつながり
今年度は、地域の方と交流する目的で実施しましたが、来場者の多くは学校関係者の方でした。目的を達成するためには、幕別町の協力が不可欠であると感じる取組となりました。次年度以降は、CS(コミュニティ・スクール)で校外に発信し、幕別町とのつながりを構築していく必要があります。
(2)学校行事の在り方
魅力を発信する上で、効果的な行事もありますが、外部に発信する内容として、方向性が定まっていないものもあるため、精査していく必要があります。