北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)
2月6日(木)・7日(金)、北海道札幌啓成高等学校・札幌日本大学高等学校を会場として北海道インターナショナルサイエンスフェア(以下、HISF)が開催され、本校からは理数科の生徒5名が参加しました。
HISFは北海道札幌啓成高等学校が主催し、平成29年度から実施されています。今年は350人を超える道内SSH校の高校生と留学生、アドバイザーとして北海道大学の学生と理学の留学生が参加し、全て英語で交流しました。
今年の主なカリキュラムは以下の通りです。
①サイエンスチャレンジ(1日目)
割箸・テープ・ゴム・紙コップ・紐だけで「お手玉飛ばしマシーン」を作成し、飛ばしたお手玉のゴールまでの距離を競いました。自己紹介から始まり、装置の作成から具体的な作戦まで、コミュニケーションは全て英語で行われ、活発な議論の末に作られたマシーンで競技を繰り広げました。
②インド・オーストラリアの高校生による共同研究発表(1日目)
海外の高校生との共同研究の成果をグループで発表しました。各校の特色ある研究発表は、生徒達の研究の視野を広げました。
③課題研究英語ポスター発表(2日目)
1組の持ち時間は発表10分・質疑応答・議論4~5分です。本校の2年生1名は札幌啓成高等学校とトルコアイスに関する研究を共同で行っており、タイトル「We want to eat delicious Dondurma」として専門的な物質や実験工程を含め、英語で堂々と発表しました。他校の多くの生徒から関心を引き、留学生からの質問にも自信を持って答えていました。
自らの研究に活かせる点はないかと探りながら、他校の発表に熱心に耳を傾け、課題研究につながるヒントを得ていました。この2日間の経験が、次年度の課題_研究に向けての良い刺激となり、モチベーションの向上につながることを期待しています。