R4年度SSH課題研究発表会
3月23日(木)、今年度の課題研究の集大成となるSSH課題研究発表会が開催されました。この日は釧路湖陵高等学校から3グループをお招きし、4年ぶりに体育館で口頭発表とポスターセッションを行いました。また、課題研究活動をサポートしていただいた北見工業大学、北海道立オホーツク圏地域食品加工技術センター、北見NPOサポートセンター、北海道教育委員会、本校運営指導委員、Teaching Asistantの本校卒業生などたくさんの方々が来校して発表会を参観しました。
開会式後の口頭発表Ⅰ部では1年理数科による活動報告として「理数科巡検・中央小学校出前授業」と「東北大学研究室訪問」が発表されました。Ⅱ部は2月に開催されたポスター発表会で選出された5グループが約500人の聴衆を前にステージでの口頭発表を行いました。
HTⅠ 41班 「屯田兵はなぜ北見に来たのか」
GSⅠ 62班 「LEDライトがβカロテン量に与える影響」
GSⅡ 15班 「室内シューズの滑る条件についての考察」
GSⅡ 34班 「種~種は形によって飛行時間が変わるのか~」
HTⅠ 605班 「LGBTQ+」
午後からはポスターセッションが行われ、1年生理数科9グループ、2年生55グループ、釧路湖陵高校3グループがポスター発表を行いました。ポスターセッションは4クールあり、1クール20分の持ち時間ではじめの2クールはグループ番号が偶数のグループが、その後の2クールは奇数のグループが発表しました。発表の無い生徒は自分の興味のある発表を自由に見ることができます。発表終了後に聴衆は相互評価票にコメントなどを記入し、ポスター横の封筒へ入れる流れです。発表では化学式を大きく書いた紙や実験動画をタブレットで見せたりクイズ形式で聴衆に答えてもらうなど、聴衆の理解を深めるだけでなく興味を持って聞いてもらおうとする工夫が随所に光りました。特に釧路湖陵高校の発表にはたくさんの生徒が集まり、活発質疑応答が進みました。
学外の参観者からも質問や助言をいただき、また生徒たちも普段の授業にはない文理や学年を超えた交流もあり、多くの収穫のあった発表会となりました。
2年間の課題研究活動はこれで終了となります。この活動で培った「チームで協力して課題を解決する力」は、この先多くの場面で役に立つことでしょう。2年生のみなさん、お疲れ様でした。