１学年理数科巡検 

１０月２２日（水）、１年生理数科巡検を阿寒湖で実施しました。

この巡検では２グループに分かれて、植生・森林に関する実習と阿寒湖のマリモの生態に関する実習を午前・午後でそれぞれ入れ替えながら行いました。

植生・森林に関する実習では、前田一歩園財団の酒井様と阿寒湖畔の森林実習を行い、森林管理の実態と環境保全に向けた取組についてお話を頂きました。また、木の成長度合いを見るために太さを実測する作業も行いました。

マリモの生態に関する実習では、釧路市教育委員会の尾山様とマリモの生息地へ出向き、マリモの生息環境の実態や温暖化による影響等についてお話を頂きました。大きく成長したマリモ（15cmほど）は誰が見ても驚く大きさでした。

昼には鶴雅リゾート　営業部副部長髙田様に｢おもてなし｣の演題で英語による講演をして頂き、生徒達は｢おもてなし｣の意義などについて理解を深めました。講演の中で生徒達へいくつか質問が出され、生徒は英語で答えながらコミュニケーションをとっていました。

昨年は悪天候で野外実習ができませんでしたが、今年は天候に恵まれた中で大変有意義な実習を行うことができました。

今回の巡検でお世話になった講師及び関係機関の皆様に、お礼と感謝を申し上げます。

午後は釧路湖陵高等学校を訪問し、ＳＳＨ校同士で研究交流を行いました。理数探究科２年生の皆さんと８グループに分かれて研究活動や学校生活に関する意見交換や質疑応答など、和やかな雰囲気の中で交流しました。

※マリモ実習は、環境委保全活動の一環として、釧路市教育委員会の指導のもと実施しております。