イベント>H29年度
課題研究発表会
3月20日(火)、2~7校時に体育館にて28回目のGSIを実施しました。今回は課題研究発表会でした。午前中は口頭発表、午後からはポスターセッションに取り組みました。2校時に会場設営を行ったあと、発表会に臨みました。今回は来賓として大学や教育関係の先生をお招きしており、発表に関する講評等をいただきました。
口頭発表では、予選を通過した4グループがステージ上に登壇し、プレゼンテーションスライドを用いた発表に取り組みました。発表した4グループのテーマは、「北見市の滅亡の阻止~明るい未来へ(石原君)」、「太陽電池の性質について(高橋君)」、「水のおいしさについて(小野寺君)」、「気軽にできる防音を目指して(旭君)」(括弧内は代表者)でした。ポスターセッションでは48の全グループが発表を行い、質疑を交えた発表に取り組みました。
今回で、今年度のGSIは終了となります。今年度はSSH指定の初年度ということもあり、慌ただしく進んだ感は否めませんが、大学を始めとする多くの学外の有識者に支えられ本校のSSH活動は進んできました。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、生徒はいわゆる勉強や部活道の他にGSIの研究活動に取り組む必要があり、両立の為には高い自己管理能力や協調性・協働性が問われる1年間であったと言えます。また、研究活動においては、集めた情報の整理や自分たちの意見をまとめる力が問われ、夏休み頃までは驚き戸惑っている生徒も少なくありませんでした。しかし、GSIの授業が進み、中間発表会、課題研究発表会予選と、未完成ではあっても自分たちの考えや研究の成果を発表する経験が増えていくにつれ、GSIの活動に臨む姿勢や気持ちに前向きな変化が見られるようになりました。そして今回、課題研究発表会を終え、生徒は最終的には一定の成果を出すことができたことにやりがいを感じたようでした。
今年度の活動を通して、自分と視点や立場の異なる人の話を聞いたり他者に自分たちの考えや意見を発表したりすることで、ものを多角的に見たり、あるいは逆に一つの物事を掘り下げて考える力が付き、ワンランク上の高校生となったことは間違いありません。次年度もGSは続いていきます。
<今回、審査員になって頂いた来賓の方々>
北見工業大学長 高橋 信夫 様
北見赤十字病院副院長 荒川 穣二 様
慶應義塾大学薬学部教授 長谷 耕二 様
北海道立教育研究所附属理科教育センター主査 柳本 高秀 様
北海道立教育研究所附属理科教育センター研究指導主事 林 昭広 様
北見工業大学工学部地球環境工学科教授 山田 貴延 様
北見工業大学工学部地域未来デザイン工学科准教授 岡崎 文保 様
東京都市大学都市生活学部准教授 西山 敏樹 様
※所属・役職はH30/3/20現在
図1,活動の様子1
図2,活動の様子2
図3,活動の様子3
図4,活動の様子4